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レモンジャム。|時々、マトリョーシカ理論。

いちごジャムのお次はレモンジャム。

ふと買い物していたら、目に入った"国産無農薬レモン"。しかも瀬戸内レモン。こ、これはつくるしかない!いちごジャムを作って、一息つくかと思いきや、まさかの出会い。レモンがこちらをみて、呼んでいた!

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そしてそして。いちごジャムのジャンクDNAからの大切なものの話の続き。

本当に必要で大切な3%、不要と思われがちだけれど、3%を照らす97%の話をしたのだけれど、いい例を思いついた。レモンジャムを煮ていたら、マトリョーシカが思い浮かんできたから、これを「マトリョーシカ理論」と呼ぶことにする。笑

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いちごジャムで話した、3%っていうのは1番小さいマトリョーシカの顔の部分。97%が顔以外。

「じゃあ他の大きなマトリョーシカ達は一体何なのか?」という話になるわけだけれど、真面目に絵まで描いたから、まずは見てもらおう↓

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そう。「〜すべきマトリョーシカ」、「勝ち負けマトリョーシカ」、「愛されたいマトリョーシカ」...このほかにも「だってマトリョーシカ」、「どうせわたしなんてマトリョーシカ」、「損得マトリョーシカ」...無数に存在していて、気づかぬうちに新しいマトリョーシカを纏って、どんどん肥大化していく。

あれもこれもそれも得られて幸せ♡っていうのはさ、正直何でもよかったのだよね。あなたを形作る100%以外の外側のものでも、「〜すべき」から得たものでも、「だって、どうせ」から得られたものでも。

でも時代が変わってしまった今、纏っているものが多ければ多いほど、身動きが取れなくなっている。大きなものを被っていればいるほど、自分を形作る本当のものが、分からなくなっている。

今は大きなマトリョーシカをひとつひとつ脱いでいく作業をする時期。真実の自分に近づく時期。だから、「手放す」というワードが鍵になる。

そして与えられた97%を使って、3%を照らす時期がやってくる。純度の高い本当の自分を形作る97%のものとの出会いは、"好きなものを思い出すこと"から始まるんじゃないかな。

なんて考えていたら、レモンジャムの出来上がり。

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"あなたの好きなものはなんですか?"

こう聞かれて戸惑う人は、松井るり子さんの「うれしい気持ちの育て方」のはじめの章を読んでみて欲しいな。人生を楽しく生きる基本の基本が、数ページもないこの"はじめに"の章に詰まっている。

最後に、最後の最後の3%でさえ、要らないんだと気づいたら涙が出てきたよ。これは今のわたしの語彙力では語れないから、レモンジャムのレシピを記して、また今度。

【レモンジャム】

・レモン
・お砂糖:レモン(皮と果肉)と同じ重さ

①皮も使いたいから、
なるべく国産の無農薬のものを選びたいところ。
レモンを洗って、薄く皮を剥く。
剥いた皮は細切りに。

②ワタを除く。除いたワタはさようなら。

③レモンの果肉を薄皮から外し、種を取り除いておく。
※種と薄皮も使うので、とっておく
(お茶パックに入れておく)。

④お鍋に細切りにした皮と果肉、それと同量のお砂糖、
薄皮と種が入ったお茶パックを入れて火にかける。

⑤最初はぐつぐつ強火。
煮立って灰汁が出てきたら、灰汁を取る。
そしたらくつくつ中火で10分。くつくつ、ぶくぶくを10分。薄皮と種が入ったお茶パックをさようなら。

⑥できあがり。冷めたら固まるから大丈夫。













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