法務データの活用方法と切り拓く未来
分析ダッシュボードのリリース
2023年7月7日、GVA manageの法務データの分析ダッシュボード機能をリリースしました!
GVA manageとは?
「法務案件管理」、海外では「マターマネジメント」と言われる領域のサービスです。
分析ダッシュボードでできること
GVA manageで法務案件を一元管理する過程で蓄積されたデータをダッシュボードで分析する機能です。
GVA manageでの新機能要望ヒアリングでは、ほぼ100%の人が最も欲しい機能としてあげられていました!
集計できるデータ
GVA manageの分析ダッシュボード画面から、法務部門の以下の数値をレポートとして確認することができます。
月別の案件数
契約類型別の案件数/割合
法律相談類型別の案件数/割合
部署別の依頼数/割合
従来の課題
法務データの集計は自動化されていないことが多く、Excelなどを用いて膨大な手間をかけているか、そもそも法務データの集計自体を諦めている会社がほとんどでした。
分析ダッシュボード機能では、この課題を解決することができます。
具体的な法務データの活用方法
月別の案件数
月別の案件数を集計にすることにより、例えば以下のことに役立てることができます。
・法務部門のメンバー1人あたりがどのくらいを案件に対応できるかを把握できるようになる
・案件数の推移を昨年のものと比較することにより、将来の案件数を予測することができる
その結果、経営陣とのコミュニケーションに役立ち、人員計画を立てるベースにすることができる
契約類型別の案件数/割合
契約類型数/割合を集計にすることにより、例えば以下のことに役立てることができます。
契約類型の数や割合を元にひな型やプレイブック作成をする優先順位をつけることができる
法律相談類型別の案件数/割合
契約類型数/割合を集計にすることにより、例えば以下のことに役立てることができます。
・法律相談のFAQ作成の優先順位をつけることができる
・事業部への法務研修のコンテンツ内容の参考にすることができる
部署別の依頼数/割合
部署別の依頼数/割合を集計にすることにより、例えば以下のことに役立てることができます。
あるべき依頼数から多い少ないかによって対策を立てることができる
・多い場合は雛形やFAQによって依頼数を少なくする
・少ない場合は研修等によって適切な依頼をしてもらえるようにする
法務データが切り拓く未来
業務の見える化は、マーケティングやセールス領域ではSalesforce等を使ったり、人事系も様々なツールで見える化が進んでいます。見える化が進むことにより、定量的に各領域が経営を共通言語を持って議論ができるようになってきました。
定量的に経営と話ができると、その部門が提供している価値も見える化されていくことから部門の地位や給与が上がっていく構造になると考えています。
今後は、収集できる法務データの種類を増やし、法務データの活用方法を使って人事評価や経営や他部門とのコミュニケーションに活用するための方法等のナレッジも蓄積して共有していきたいと考えています!
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