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F3ツーリングのコツ・その1

人生初SSにも慣れてきたので、毎年3回は必ず食べに行く
国道304~国道156~国道41
の国八食堂ツーリングに行ってきました。
このコースはヘアピンや回り込んだカーブがありながら交通量もそんなに多くなく、片側交互通行の「警備員信号」で遅い車を抜いたりもできる北陸ライダーの人気コースで、1時間に1回程度道の駅が現れるなど、バイクのジャンルを問わず楽しめるコースとなっています。
目的地の国八食堂は太平洋側からも日帰りツーリングにピッタリな距離で、かつては店前の歩道がバイクとナンバープレートのカタログのような状態でしたが、現在は法令順守のためか歩道駐車はおらず、土日祝日は第二駐車場がバイクカタログのような感じになっています。
この、日帰り約300kmのツーリングコースをSSで苦しまずに行ってこれるのか実践した結果、

こうすればSSでも疲労の蓄積を軽減できるのではないか

と思われた乗り方を紹介していきます。


仮説プチハングオフ

a.プチハングオフ

根本健氏推奨の「拳一つずらすハングオフ」を常用すれば筋疲労を大腿部の筋肉に分担させることができて腰背部の疲れを遅らせることができるのではないか?
という仮説をもとに今日は周りからどう思われようと「尻の片方をシートの外に」を実践してみました。
この記事を書いている時点では腰背部の痛さ70%大腿部の筋肉痛30%になっていて、これまで乗ってきたネイキッドタイプでリーンウィズ走行した時は腰背部の疲れ100%だったので、プチハングオフの効果はあったと思います(疲労の総量としてはネイキッドタイプのほうが少ない)。
また、これが根本氏が書いていた効果だと思いますが、尻をずらさない時は曲がり方が甘いことがあるのに対し、尻をずらせば必ず前輪の20度ぐらい内側に向かってバイクがグイグイ曲がって行きます。
尻をずらす量は人それぞれでも良いと思いますが、ずらさないとスキーでエッジを効かせて曲がって行く感覚のような快感が得にくいと思います。


b.腹筋の力み


私はかねてよりこのnoteで「腹筋を力ませてでバイクとのつながりを感じる」ことの重要性を訴えてきました。
今日のツーリングでは上記プチハングオフをしていてもバイクとの一体感が感じられないことがありました。
そういったときは腹筋を力んでバイクの重心を腹筋で感じ、つながりを思い出すという作業が必要でした。
ハングオフスタイルの場合は外側の脚や踵だけをバイクに接しているためバイクとのつながりが感じられないように思いますが、腹筋(下腹)に力を入れて少し伏せると安定感を得ることができました。
根本氏のライテクでは「力んではいけない」「だらっと体重を乗せることで後輪に荷重をかけることができる」と言われていますが、その前提として腹筋とバイクのつながりの把握は必要で、力みを抜いた時にバイクとのつながりが感じられなければ腹筋を力んでつながりを掴むコツを再検索することが大事だと思いました。


つづく

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