見出し画像

【読書】告解 薬丸岳

読書レポート486

告解
薬丸岳
2020年4月20日発行

良い
飲酒運転で老婦を轢き逃げした大学生
逮捕され実刑を経て社会生活を始めるが前科がある
被害者の家族に謝罪にも行けない
裁判を通して虚偽も通していた
亡くなった老父の夫は認知症の症状が出てきていた
記憶が曖昧になりながら妻を殺した男の住むアパートに偽名で住む
夫がしたかったことは復讐ではなかった
自分がしてきたことの告解だった
誰も本当のことを全て打ち明けて謝ることから逃げてしまっていることがある
それを口にできる相手は同じような立場のものなのかもしれない という物語りだ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?