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洞爺湖リトリート②〜向き合う準備〜


洞爺湖リトリートの体験談をまとめるべく書き始めた洞爺湖リトリート①
あまりの道中アクシデントの連続に、アクシデントだけ書いて2000字を超えたので、分割した。


とんでもない洞爺湖リトリートの始まりである。
私は、リトリートでトリートメント(手当て)されるのであろうか。
そんな一抹の不安も、頭をよぎりつつ部屋に入れば、yujiさんのCelestial Chemistryによる相性バッチリの相方が優雅に待っていた。

そんな相方と、最初のプログラムであるオリエンテーション会場へ向かった。

とうとう始まるのか、、、。と思うと同時に、ここに来る前に、申し込みを悩んでいた際に街中でyujiさんとすれ違ったあたりから、もう始まっていた気もした。

会場に入ると、遅かったのか参加者全員がいて、25名が静かなような、でもこれから何が起こるのかワクワクしたような、深々と降りしきる洞爺湖の雪の中、音声では静かだけれども、熱気が充満しているような、そんな空間だった。

ではでは、とチーム分けと各々に渡される課題が発表された。
チームは、3つ、(Center/攻, Gurdian/衛, Byond/尖)
そして、英語の単語が書かれたカードが渡された。そこにそれぞれの課題が書かかれているという。
最後に、一人一人に合うであろうストーンが井出さんデザインで書かれていた。プレゼントである。

それぞれの個性に光るカードが素敵。

課題の説明してくれるのは、さっきから名前を出しているyujiさんで、私はyujiさんを見つつ、こんなバイブスの神社があった気がするなあ、さて、どこだったか、と思いながら、説明を聞いていた。綺麗なカードを眺めていると、

卓上の1枚のカードが気になった。


“ACE (主人公)”

ふぁー!とんでもない、カードの持ち主がいるもんだと思った。

主人公って、各々の人生は既に、各々の主人公であるはずなのに、わざわざ課題にされているということは、
それを超えて、もっと跳躍した人間になれるのだ、もうあなたは自伝を書くぐらいの主人公、王道人生である的な話か?と考え、

漫画の主人公みたいな人生の人がいるのか、と驚くと共に
面白そうだから、友達になりたいと思ったし、
そんな楽しそうな人生が羨ましいとも思った。

そうしたら、

「Marikaさん、あなたのチームは、Beyond。
 カードは“ACE(主人公)”です。」

先制(占星)パンチを食らった。

あのカードが、私、、、?
なんだかよく分からないまま、机のカードを手に取って、前方横にいた、MOTOKOさんの笑顔にただ癒されて部屋に戻った。

部屋に戻って、私は、相方に“主人公カード“に、動揺している旨を打ち明け、私が、なぜ洞爺湖リトリートにくるに至ったか、どういう人生を歩んできたか、とにかく、とにかく話をした。

相方のYちゃんは、可愛い笑顔で、うんうんと話を聞き、
「そう。その、Marikaちゃんの歩んできた道っていうのはさ、自分の人生の主人公だったのかな。」

あなたの急所、お見せしましょうか?あはは、ここですよ。グシャ!
そんな勢いの、ものすごい占い師が部屋にいた。
彼女は笑顔の底に、並外れた洞察力を併せ持っていた。

そう、同室の占い師が言う通り、私は今まで、自分の人生を親に譲り、他人に譲り、あなたはあなたの人生を歩いた事がありますか?と、
カウンセラーにも病院からも指摘を受けていたのである。
あなたがあなたの道を歩くことが、一番の解決策。そして、主軸を自分に戻し、その先にはカードにあるように、主人公な人生が待っている。きっとカードの“ACE (主人公)”はそのことを指しているのだろう。


私は、部屋の占い師(仕事は普通に事務職よ。)に、とにかく話をして、頭の中を整理してもらい、明日から来るであろう色々な衝撃に備えた。

話したのと、来るまでに冷えたのと、洞爺湖のグラウンディングの力で頭はかち割れんばかりに、ずっと痛く、これは本当にリトリートなのかと、また問うた。


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