#エッセイ01 不合格だったから仲がいい。
先日の日曜日のこと。
母校の大学の教授に8年ぶりくらいに会いにランチに行った。
そんな話を、友人にしたら「ゼミの先生?」と、在学中に取り立ててお世話になった先生なのかと聞かれたが、そうではない。
むしろ、私は教授のゼミとやらに申し込みをして落とされた側の人間だった。
先生のゼミは、定員が20人程で、入る際には試験があった。英語教育のゼミだったから、試験内容は英語も含むと記載があった。
いつもは人気だが今年は、20人ちょうどくらいの応募だと聞いた。私は試験を受けた。