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21冊目 自分という壁

直近、ドクターストップにより仕事を休養中。
仕事中毒の私にはかなりつらい期間です。

あがらうだけの元気すら枯渇しており、、
なんとも不甲斐ない状況です。。
生産的なことをしていない時間を肯定する
ための何かを探して「キャリアブランク」
について記事を読んだり、ここに至った
「振り返り」ということをしています。
手に取ったのは、この大愚和尚の仏教の本。
ヒットしました。

今回、私が潰れた要因が私の「貪瞋痴」
であったことに気づきました。
素直に認めることが簡単にできました。
過重労働で休んでいる被害者だと自覚し、
怒りに満ち満ちあふれていたので。
私の理想「こうあるべき像」とのギャップで
自分で自分の首をしめていた、そういった
現象であったのではないか?
自分の妄想が自分を苦しめる構造ですね。

この本は、かなり今の私を救ってくれた本に
なります。価値観にも一撃をくれたので、
自分の理想とかポリシーもどんどん捨てていく
ことになり、混乱もしましたが、
不要な欲はすてて、新しい自分になるという
脱皮のようなことができれば、
いいのかなと思いました。

あとは無常ですね。
残酷なようで救いでもあるこの言葉。

最近、周りでも家族のこと、病気のこと
人生そのもので悩む同世代の話を聞くので、
「つらい」状況もいつか過ぎ去るし、
「嬉しいこと」も同じように過ぎ去る。
変わらないものはない。
そう思えば、受け止めていけそうですかね。

うまく行っている人は手に取らない本かも
しれませんが、悩んでいる人もいない人も、
つまずいている人も、いない人も
おすすめ本です。

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