オキナワンロックドリフターvol.122


朝起きて、ギリギリの時間にチェックアウトをし、真っ先にしたことは、キャンパスレコードと照屋楽器店にて『琉神マブヤー』のDVDの在庫確認をすることだったが、どちらにもない!
  取り寄せしましょうか?と問われたものの今欲しいので丁重に断り、さっちゃんとの待ち合わせ場所である中の町ローソン前にて大きなため息をついた。
  さっちゃんの車が到着した。私は急いで飛び乗り互いの近況を話した。
以前よりあか抜けてほっそりしてきたさっちゃんはストレスフルだったという前の職場を退職し、事務職をされているという。一人暮らしは数ヶ月前から始めたとのこと。
「まいきー、このままココナッツ行くね?」とさっちゃんに尋ねられたのでそうしようかと私は返した。
すると、私の携帯が鳴った。誰からだろう?携帯を取ると、カイさんからだった。
カイさんもちょうど同じ時期に来沖され、清正さんに会いにココナッツへ行くという。プチオフ会だ。
  さんさんと降り注ぐ日差しが暑い昼下がり、いざココナッツムーンへ!と、言いたいものの。全島エイサー大会のせいか道が混み、私たちがココナッツにたどり着いた時にはカイさんは既に到着し、ノンアルコールビールを楽しまれていた。

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