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「何をやるか?」より「誰とやるか?」

20年あまり仕事をしてきて、そういえばそうだなあって思うことがあります。
それは、「どういう仕事をするか?」よりも、
「誰と仕事をするか?」
が重要だということ。
部署移動、転勤、転職、仕事の内容は変化していきます。
新しい仕事を覚えたり、それによって新しい経験をしたり、ということによって、もちろん勉強になりますし、成長できるのは事実です。
でも、仕事のやり方や考え方を大きく変わる時って、「一緒に働く誰か」の影響だったりすることが多いのです。
特に「考え方」です。
これは仕事自体から学ぶことはできません。

そしてその考え方に触れ、その人と一緒に働くと、不思議なことに仕事内容は変わらないのに、楽しかったり、やりがいが高まったりするんですね。
まさに「3人のレンガ職人の話」だと思います。
1人目のレンガ職人に何をしてるのかと尋ねると、
「何って、見ればわかるだろう。レンガ積みに決まっているだろ。朝から晩まで、俺はここでレンガを積まなきゃいけないのさ。」
2人目のレンガ職人は、
「俺はね、ここで大きな壁を作っているんだよ。これが俺の仕事でね。」
そして3人目のレンガ職人はこう答えます。
「俺たちは、歴史に残る偉大な大聖堂を造っているんだ!ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うんだぜ!素晴らしいだろう!」

その3人のうち、誰と一緒に働きたいですか?
作業は同じでも、違う考え方の人と一緒に働くことは、自分が思う仕事の意味を変え、モチベーションを高めてくれると思うのです。

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