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ゴールよりもプロセスをイメージする。

ゴールをイメージしよう!という話を聞くことがあります。たしかにそれも大事ですが、物事を前に進めるためには、ゴールだけをイメージしていても進展しません。
例えば、美味しいカルボナーラを作って食べたいと思ったとき、美味しいカルボナーラを食べている自分を想像するだけでは、カルボナーラは出来ませんよね。あたりまえです。
イメージすべきは、ゴールではなく、プロセスです。
美味しいカルボナーラを作って食べるためには、必要な材料は何か?レシピは?手順は?所要時間は?などの情報を調べて、作る過程(プロセス)をイメージすることが大切です。

子どもが将来なりたい職業を考えることも同じです。
例えば「パティシエになりたい!」と夢を親に話したとき、大事なのはそこまでのプロセスを想像できているかどうかです。
高校を卒業したら、どこどこの◯◯というパティシエの専門学校に入りたい、それには学費が◯◯円必要、親から◯◯円援助してもらうとして、残りの◯◯円はそれまでにバイトで貯める、みたいな感じですね。
これはつまり「プレゼン」です。
プロセスをイメージできていると、プレゼンができるんですね。
プレゼンができると、協力してもらえたり、受け入れてもらえる人が出てきます。
仕事においても、上司に企画を提案するとき、ゴールまでのプロセスが明確に描かれていれば、承認を得られる確率は格段にアップします。

夢、成し遂げたいこと、就きたい職業、企画提案など、ゴールが頭に浮かんだら、そこに達するまでのプロセスをイメージし、他者に説明できるレベルに持っていくことで、いざ自分がそれに向かおうとするときに、スムーズに前進していくことができるはずです。

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