会社の会議はシミュレーションの時間にする。~会議を捨てる~


「この会議、必要なの?」という問題は、昔から言われていますが、どうしてもなくならないというのが組織の性なんでしょうか。
会議そのものの必要性について意見し、それを変えていくことはまず第一に必要ですが、立場上、それが実現しないことも多々あります。
仮に会議そのものは必要であったとしても、「どう考えても自分の仕事と関係ない。」というメンバー選定ミスもあります。

ムダだなぁという会議に出なくてはいけない一方で、ほんとはあの仕事やりたいのにということがないでしょうか。
僕はよくあります。

そんなときは、
「その会議、捨てる。」

まったくの他ごとの仕事がそこでできるのであれば、それでもいいですが、パソコンや資料の都合など、どうしてもそこまでできない場合があります。

そういうときは、「頭の中でシミュレーション会議」をすることをおすすめします。
用意するものはペンとノートだけでOK。
「どうしたらいいか?」
「なにか良いアイデアは?」
そんな風に頭の中で考えながら、目の前の会議メンバーの眼をたまに見て、ときどき、うなづいたりします。

普段の仕事の時間では、「考える」ことと、「手を動かす作業」を同時にしてしまいがちです。
すぐ前にパソコンがあれば、考えたことをそのままタイプしてしまいたいからです。

でも、「考える」ことは分けて時間を取ったほうが良いのです。
そのために、「捨て会議」の時間はピッタリ。


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