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「薩摩の教え・男の順序」とは?

「薩摩の教え・男の順序」は、江戸時代に77万石の大藩となった島津家に伝わる教えだそうです。
高い評価を得る人材とはどのような人か?というのを5段階で示しています。
評価の低い順から挙げますと、
1)何もせず、批判だけをしている人
2)何もしなかった人
3)自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした人
4)何かに挑戦し、失敗した人
5)何かに挑戦し、成功した人

興味深いのは、「何もしなかった人」に比べて「何もせず、批判だけをしている人」を下であると明言しているところですね。
「批判」という人の足を引っ張る行為、人の夢を壊そうとするドリームブレイカーは一番下、まだなにもしないほうがマシということですね。

そしてもうひとつのポイントは「挑戦」。
何かに挑もうとしたかどうか?
いきなり成功することはなくとも、失敗しようとも、挑戦する人が評価が高いとしています。
ビジネスであろうと、プライベートであろうと、大きかろうと小さかろうと、「何かやってみよう。」と思って、それにチャンレジするかどうかですね。特にビジネスについては働き方改革で、個人がいろんな挑戦できる社会になりつつあります。
まずは2の「何かに挑戦し、失敗した人」をまずは目指す、ぐらいの気持ちでもいいかもしれません。失敗は成功の前の段階として必ず必要ですし、成功は失敗の延長線上にあります。その意味では失敗なんてない、とも言えます。
どこまでも失敗を重ねていけば、「うまくいかない方法」がどんどん見つかり(データが取れ)、あとは成功しかありません。

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