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人生に起こる出来事は「英雄の旅」の型で表せる。

「英雄の旅」(ヒーローズ・ジャーニー)は、神話の研究の第一人者であったジョセフ・キャンベルによって発見された理論で、神話の中にあるひとつの流れのことを指します。その流れとは、

Calling(天命)

Commitment(旅の始まり)

Threshold(境界線)

Guardians(メンター)

Demon(悪魔)

Transformation(変容)

Complete the task(課題完了)

Return home(故郷へ帰る)

ヒーロー、冒険ものの映画のストーリーは、ほぼこの流れになっていることが多いそうです。
ドラクエなんかもまさにそうですね。
天命:魔王を倒してくれ、と王様に頼まれる。
旅の始まり、境界線:故郷の町を出て冒険に出る。
メンター:仲間をみつける。
悪魔:敵が現れる。倒せない敵も登場する。
変容:レベルアップする、転職する、魔法を覚える。
課題完了:魔王を倒す。
故郷へ帰る:故郷の町、王様のところに報告。

そして、これは現実世界の僕たちの人生においても言えるのではないでしょうか。
就職して、同僚と仲良くなったり、苦手な上司やライバルが現れたり、仕事の失敗や課題があったり、そして自分が成長(変容)していくことでそれを乗り越えていく。ひとつひとつの仕事やプロジェクトを完了していく。
普段の仕事のつらいこと、人生における課題、試練と思えることも、すべてのこの流れの一部なんだと思うことで、「仲間」や「変容」の大切さとかに気づけるのかもしれません。

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