「やり方」と「あり方」


「やり方」は英語だとDo、「あり方」は英語でBeですね。
仕事において、人生において、人は往々にして「やり方」ばかりに目がいってしまうのではないでしょうか。
もちろん僕もそうです。

「あり方」というのは長期的視点で考える必要があります。
「明日、何をやるか。」と考えることはあっても、「明日、どうありたいか?」と考えることはないですもんね。

人によると思いますが、たとえば10年後、どうありたいか?
どんな生活をしていたいか、どんな人と関わっていたいか、どんなことをしていたいか?そんなことをトータルで考えることが「あり方」だと思います。

そして、それが定まって始めて、そのゴールに向かっての「やり方」を考えることができるのだと思います。
人は1年でできることを過大評価しすぎ、10年でできることを過小評価しすぎる、と言われます。
10年後はもっと到達できる場所があるのに、過小評価してしまうから、想像した地点にしかたどり着かないんですね。
でも、過小評価という心のブレーキを壊して、10年後のあり方を考えることによって、たどり着く場所はきっと違うはずです。

10年後どうありたいか?これは重要な問いだと思います。
でもそれを考えることなく、日々が過ぎていってしまいます。
なぜか?
重要なことであっても、緊急のことじゃないからです。
とりあえずは明日の仕事を片付けなきゃ、土日はあの用事があったな。そんな緊急の重要ではないことに日々が流されていってしまうのです。

だからこそ、10年後のあり方を考える、ちょっと意識高い系の(笑)ことを考える「時間」をスケジュール帳に書き込む必要があるのだと思います。
「自分会議」みたいなものですね。
僕もなかなかできていないですが、毎週〇曜日の〇時からと決めて、もう一度やっていきたいと思ってます。

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