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代替不可能な仕事ができているか?

マックジョブという言葉があるそうです。
低地位・低賃金・単調・重労働の職種を賎しめて言う言葉であり、マクドナルドのアルバイト定員のように独創性が無く、機械的な動作を繰り返すだけの職種を指す、とされています。
ここまでネガティブな意味合いで取り上げるつもりはなく、ポイントは「指示通りの仕事をする」という点です。
誰もが新しく会社に入り、仕事を始めると、このような仕事から始まることが多いのではないでしょうか?いきなり「自分で考えて自由にやってみて。」とは言われないですもんね。
良い意味でマニュアル化された仕事を、上司の指示に従って遂行することが求められるのです。
でも入社から5年、10年経過すると、そうはいきません。
マニュアルにない仕事を、想定外の仕事を処理していかなくてはいけません。中間管理職のような立場になるかもしれません。
しかしここでもやはり、大きく捉えれば、「会社から求められる仕事」「降ってくる仕事」に追われて遂行していることに変わりはありません。
人生100年、生涯現役すら求められる時代、ひとつの会社で定年まで勤務するというケースはいまやレアケースになっています。
そのような中で「会社から求められる仕事」がなくなったらどうなるのでしょうか?
そう、「やることがなくなる」のです。
だとすれば、会社から求められなくても、自分で考え、企画し、遂行できる職業人になる必要があるのではないでしょうか。
たとえ今は会社に勤めていたとしても、定年していきなりそのような思考になれるとは思えません。
いまから、そんな自律的な思考で仕事を進める「練習」を積み重ねるのもいいのではないでしょうか。

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