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しつこい人がうまくいく~TKKの法則~

スティーブ・ジョブズ、ジェフ・ベゾス、イーロン・マスクといった名だたる成功者に共通するものは、「しつこさ」であるといいます。
しつこさと聞くとネガティブなイメージが強いかもしれませんが、しつこさには、何度も何度もアタックする、あきらめずに継続する、どんなことでも徹底する、コツコツと地道にやり抜くといったポジティブな意味もあります。

そしてこのしつこさは、性格ではなくテクニックで後天的に獲得できます。
その方法が次の「TKKの法則」です。
T:たのしくする
K:かんたんにする
K:こうかを確認する

「たのしくする」
人はつまらないこと、やりたくないことは長続きしません。だからまずは楽しくすることが重要です。
この手法として「ジョブ・クラフティング」というものがあります。
ジョブ・クラフティングとは、やらされ感のあるものを自分で考え行動することでやりがいあるものに変える手法のことです。
例として、東京ディズニーリゾートの清掃員が挙げられます。
清掃員はパーク内の清掃が仕事ですが、バケツの水で絵を書いたりするなどパフォーマンスで「お客様をもてなすキャスト」の一員と位置づけられ、仕事へのやりがいを高めているそうです。

「かんたんにする」
しつこさを発揮するためにはなるべく簡単なのがベストです。
例えば、ダイエット中だとして、①体重計を棚に置き、使うたびに戻す。②目につくところに常に置いておく、の2つの方法があるとしたら②のほうが測る頻度が増え、体重の増減に目配りしやすいのではないでしょうか。
「かんたんにする」とは、できるだけ「その行動をとりやすくする」ことです。
他にもフォーマットを作るとか、ジョブズのように毎日同じ服装にするというのもそうですね。
いちいち考えるエネルギーを使わないことが物事を簡単にする上で大切です。

「こうかを確認する」
リクルートでは営業ひとりひとりに3カ月単位の営業目標が設定され、達成すると社内表彰がされたそうです。
人は、自分の進歩を確認できる頻度が増えれば増えるほど、仕事の生産性を長期的に高めやすくなるといわれています。

このTKKの法則で、しつこさを手に入れれば、何か成し遂げたいことも実現に近づくのではないでしょうか。

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