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あの日の約束 4年 真崎康平 (都立駒場高等学校)


拓真の次、2番手を任されました学習院大学(国際社会科学部)4年の真崎康平です。
何を書くか何日も迷った結果、自分が今まで逃げてきた思い出から学んだ事を書くことに決めました。タイトルは少しかっこつけてますが、特に意味はありません(笑) 

拙い文章ですが最後まで読んで頂けると嬉しいです!!


2014年 6月21日 vs駒沢大高戦。

自分のサッカー人生を振り返るうえで欠かせない、忘れることのない試合。

インハイ予選準決勝で勝てば全国大会。そんな大事な一戦だった。
自分は後半の途中からピッチに立ち、プレーした。




何もできなかった。何も通用しなかった。
気持ちだけが先行して空回り。



結局、ラスト3分のところで自分がFKを与えて負けた。180人を超える仲間の 夢を打ち砕いてしまった瞬間だった。


サッカーは厳しい。でも、点を取ってヒーローになることもできたはず。
肝心なところでチャンスを掴めなかったのだ。


それからどうやって立ち直ったのか全く覚えていないけど、きっと仲間や両親が支えてくれたのだと思う。(覚えてなくてごめん。ありがとう。)



この経験から、そして大学までサッカーを続けてわかったことがある。
それは、「どういう選手がチャンスを掴むのか」、「皆の期待に応えられるのか」、「結果を出すのか」ということ。

サッカーをしていれば、「上手くいかないこと」、「報われないこと」、「納得いかないこと」がきっとある。むしろそっちのほうが多い。

だけど、チャンスを掴む選手は、必ず日々の練習を大事にしている。
嫌なことがあっても、一生懸命練習に取り組む。
必死にサッカーに向き合う。
何かにつけて言い訳を言って、現状から逃げたりしない。当たり前の事かもしれないけど。

だから、自分はチャンスを掴む選手になるために
泥臭いって笑われても、気合だけって言われても
「練習に対する姿勢」だけは、誰にも負けずに頑張ってきた。
そう自分に誓ってサッカーと向き合ってきた。


チャンスをものにできず、チームに貢献できない辛さを痛いほど知っているから。


今、もしこれを読んでくれてる人の中で、納得いかないことが多くて負けそうになっている人がいたら思い出してほしい。

チャンスはいつやってくるかわからない。今、手を抜いたら、これくらいでいいやって自分に限界決めて諦めたら、いざという時に、チームが必要としてくれた時に期待に応えられる選手にはなれないと思う。

だから絶対に腐らないでほしい。
上手くいってないときこそ、負けそうなときこそ成長できるチャンスだから。


引退まで残りわずか。

苦しい事の方が多かったもしれない。サッカーで良い思いができたのは、ほんの少しだったかもしれない。でもやっぱりサッカー楽しいな。笑

大好きなチームで大好きな仲間と勝利を掴み、心から笑いあえるように。
今できることを全力で。

4年 真崎康平

最後まで読んで頂きありがとうございます。

これからも4年生の想いが詰まったブログが続いていくので是非ご覧ください!!

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