たいそうにではなく。
何かを書きたいという欲求はどうしてもあるんです。というか、書きたいことは山ほどあるから。
ただ。
書きたいことは書きたいように書けばいいようなものだし、そのように書いてきた。ただ最近は、ちょっと違うように感じ始めています。
おそらく、自身が求める「書きたいように」が違ってきたのだろうな。
書きたいと思うことは、大切なこと。
ぼく自身が大切だと思っていること。
でも、それを、たいそうにではなく。
大仰にではなく。
そこいらに転がっている、ごくごく当たり前のことのように綴りたい。
昨日の朝は雨でした。
昼前からお天気になって、今朝は晴れ。
空気が入れ替わったんでしょう、かなり肌寒い。
毎朝の犬の散歩のついでに、ここのところ気まぐれに続けている『本日の一枚』を切り取る。
花々や光には、どうしても目を引かれます。
切り取るのも自然、多くなる。
花は野にあるように。
野にあって生き生きしているさまを、なるべくそのままに切り取る。
できることなら、切り取ることで「そのまま」が引き立つように。
ものを書くのもそんなふうでいきたいなぁ、と。
大切なことは生き生きしているからこそ、大切なわけで。
感じるままに。