ぼったくり居酒屋との戦い

戦いと言ってはいますが、然程激しいものではなく淡々としてます。

四月某日、お姉様方と久し振りに集まる為ホットペッパーで新宿東口に在る居酒屋を予約。
三時間飲み放題、2980円(税込)のコースを予約して迎えた当日、
・個室を予約したのに個室なんぞ無く、
狭いテーブル同士をロールカーテンで仕切っただけの席を〝個室〟と呼んでいたらしい
・ドリンクのオーダーミス数回、食べ放題の料理を注文する前に食べなきゃいけないお通しが多い、食べ放題の料理の提供スピードが遅い
・店員を呼ぶも待ってろと言わんばかりに無言で片手を上げられる(これが一番ムカついた)

他にも色々有ったけど割愛。
いざ会計となり、伝票を受け取ると13134円。
……は?となるもお姉様方を待たせているのでお会計。レシート貰えるかと思いきやカード利用の控えしか貰えず、この時伝票撮っておけば良かったと後悔。
帰宅してからその居酒屋を検索してみると「ぼったくりです」というクチコミが多数有り、ちゃんと調べれば良かったと思う反面、苛立ちが再燃してホットペッパーへ連絡。
三日後、ホットペッパーホットラインから謝罪と事実確認をするというメールが返ってきたので待機。

事件から一週間、再度謝罪と共に、その店へ何度も連絡しているが折り返しの連絡が無いといった旨のメールが来た。
こういう店はトラブルに慣れているからなぁ、と思いつつもう少し待ってみる。

約二週間後、謝罪と共に未だ連絡が取れない旨、ゴールデンウィークに入るので対応が連休明けに入ってしまうというお知らせが来た。

そうか…じゃあもうお店に直接連絡しよう。何故なら僕は暇だから。
思い立って13時に連絡したらGoogleに記載された電話番号は使われておらず、仕方無くホットペッパーに記載されていた方に電凸。
電話番号は予約用だったみたいだけど、経緯を説明したら店から折り返し電話するとの事。

約20分後、女性(日本人)より着信。
「お客様は2980円のコースをご予約されて、それにお通し代と土曜日だったので週末料金がそれぞれ500円加算されたので、その料金になりました」
「そうなんですね。お通しと週末料金をプラスして、それに消費税付けても894円の差額が出るんですけどこれは何のお金ですかね?」
「えっと…すみません、確認してまたご連絡します」
待ってたけど連絡来ず、17時過ぎにホットペッパーホットラインへ経緯を報告。

六日後、居酒屋の店長を名乗る男性(外国人)より着信。
「返金したいから口座の番号教えてください」
「すみません、間にホットペッパーさんを入れているので、どういった対応をするか先ずはホットペッパーさんへ連絡をしてから返金してください(本当はぼったくり居酒屋に口座番号を教えるのは個人情報の管理が杜撰そうで怖かった)」
「だから、私返金します。間違って多く取った分お返しします。番号お願いします」
「私はホットペッパーホットラインの〇〇さんに問い合わせて対応してもらっているので、既に私個人の判断で動ける問題じゃないんです」
「だから、そのホットペッパーさんに返金しなさいって言われました」
「(ホットペッパー、今一部休業して対応遅くなる筈だけど?)そうなんですね、でも一応はどう言った経緯で返金対応になったのか説明して欲しいので、取り敢えずホットペッパーさんに連絡してください」
「解りました」

翌日、ホットペッパーからは連絡が無いのに見知らぬ番号から着信。基本的に登録してない番号には出ないので一旦放置していたらSMSに居酒屋から返金に関して連絡したいから折り返し電話くれ、この電話番号は発信専用だからホットペッパーに記載してる番号に掛けてくれとのメッセージ。
非通知で掛けたら「お掛けになった電話番号は現在使われておりません」って流れたから、この時点で居酒屋、居酒屋の連絡(発信専用)、予約専用の三箇所に番号を通知してる。これはなかなかに精神的によろしくない。

折り返しの電話に出たのは女性(日本人)。折り返せと言ったのは店なのに説明していなかったらしく、名前と来店日時を伝えて暫く待機。「此方の手違いで税込の料金に対して更に消費税を取ってしまったので、1194円返金させて頂きたいというご連絡でした。口座番号を教えて頂けますか?」
「(相変わらず謝罪無いし、更に300円増えてるのは何なんだよ)そうだったんですね。口座番号は…」
先日と違って口座番号を教えたのは
・先日は明らかに〝居酒屋店内〟から電話を掛けられていた。不特定多数の人間が出入りする場所かつぼったくりされた現場で自分の口座番号がメモされるのが怖かったし、個人情報を適切に処分されるとは到底思えなかった。
・先方から差額が幾らで、何時返金されるか説明された。
この二点がきっかけ。

相変わらず此方から聞かないと名前すら名乗らないのはどうかと思ったけど、一旦は終了。
振込されたのを確認したら改めて経緯をホットペッパーへ連絡する。
二週間だんまり決め込んでたのに電話した途端返金対応に応じたのは客を馬鹿にしているとしか思えないから。

以下まとめ
・ぼったくりだと思ったら伝票を撮影しておく(レシート貰えない可能性が有る)
・現金じゃなくカードで支払う(その金額を支払ったという証拠作り)
・予約サイトを利用していたら直ぐサポートセンターに問い合わせる(経緯は覚えている範囲で細かく記載)
・店の情報はGoogleのクチコミを見る(これさえやってたら被害に遭わなかった)
・女性は無闇に電凸しない(同じ店でも色んな番号から掛かってくるから危険)
・「返金するから口座番号教えて」と言われてもその時嫌だな、と思う点(相手が名乗らない、謝罪しない、経緯の説明が無い、金額・日時を伝えない、電話を掛けてきてる場所が居酒屋)が有れば教えない
・今回は予約サイトを利用していたから間に入ってくれる人が居たけど、もしキャッチや予約無しで入ってぼったくられたら消費者センターか国民生活センターへ相談する

これで一旦終戦。

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