ぐるりと。が鳴門へ来た理由。

【ぐるりと。のこと】

“どうして鳴門に移転されたんですか?”

っと、よくビックリした感じできかれます。
確かに以前は立地最高な徳島市内ど真ん中。

お金を借りる時なんかある銀行さんには
「鳴門で建てるならあまり貸せない」
とも言われました。

うんうん。
まだまだ子供は小さいし、
これからお金もかかるし、
小さいお店でチーズケーキしかないし
35歳の私と44歳の旦那がこれからローンを組むし。

ならガンガン売り上げ見込める場所の方がいいよねぇ。
うんうん。

話はさかのぼります。
私が小さい頃、外食するぞっお祝いだ!
ってなると、鳴門のうどん屋さんにいつも行ってました。
「ほんまにすきやなぁ」
って両親に言われてたなあ。
そこの焼うどんが美味しくて美味しくて。
今でも大好き。
家族みんなでニコニコ食べてたなぁ。

そして高3の時、私は1度人生を終えようとしました。
その時、旦那に助けてもらって実家をでて
鳴門で暮らすことに。
近くの海、公園をよく散歩しました。
競艇場もよくいってあのエンジンの音もすきでした。
朝起きると鳥の声がよく聞こえました。
やさしい潮の香りもしました。

居心地よくていつのまにかどっぷりな私。

街中(田宮)の店舗の時は正直、
自分自身が何かに追われる感じがありました。
周りの目、周りの声も気になる。
必死な毎日になり
だんだん自分らしくいられなくなりました。

移転することを決めた時、
すぐに鳴門が思い浮かびました。

落ち着いた場所。
救われた場所。
自分らしくいられる場所。

飾らない雰囲気で
暮らしてる人たちも自然体でホッとする感じ。

鳴門以外も探しましたが
最終的にやっぱり鳴門になりました。
わたしがずっと探し求めている
“ちょうどいい”
がここにある気がします。

なんかはっきり
“どうして鳴門なのか”
は、文字におこせませんが
自然と鳴門へたどり着きました。
風の赴くままに。
流れに乗って、ふわふわと。
力を抜いていられる場所。

お客さんにも同じような感覚、気持ちに
なっていただけたらなぁと思います。

コロナで店内飲食がまだまだできないですが
コロナが落ち着いたら
ぜひ、皆さんのちょうどいい場所にしていただきたいです。

今、どこがで誰かが泣いている、苦しんでいる、
それを知っているから
ぐるりと。は今はテイクアウトのみです。
店内飲食を、楽しみにしてくださっている方
本当にすいません。
もう少しお待ち下さい。

みんなでニコニコしたいんです。
昨日、長男もいってました。

「新しいぐるりと。はニコニコがいい。」

と。

これから鳴門で
末長くよろしくお願いいたします。

#ぐるりと
#ぐるりとのこと
#鳴門


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