[gururi note] 年の瀬
年の瀬は何かとばたつくのが常だったのだけれど、gururiを始めてから少し落ち着いた年の瀬を迎えられるようになってきた気がする。(毎年恒例になってきた「本の年の瀬」のお陰でもある)
でも、考えてみれば、年の瀬だろうが、日常だろうが、流れる時間はどんなときでも同じで、「なんだかばたつく」と思っているのは、単なる思い込みからなのかも知れない。
2023年最後の通常営業日は、とてもgururiらしい、”いつも通り”の1日だった。
持ってきた小説を読んでいる人、手帳に向かっている人、本棚から気になる本を手に取っている人、ただコーヒーを飲みながらぼんやりの時間を過ごしている人。
全ての席で、それぞれがそれぞれの過ごし方をしているのに、そこには何か共通しているものがあって、そしてその共通しているものは、わたしたちが大事にしているものそのものだった、と思えた1日。
時間は息つく暇なく流れていく。
「今年も早かったねー」と毎年言い合うし、実際、とてつもない早さで月日が進んでいるように感じてしまう。
もちろん今年も例に漏れず。
むしろ、ここ3年ほど不可抗力の事態に抑制されていた流れが、どどどっと一気に放流されたみたいに、人も、ものも、出来事も、目まぐるしく流れていく1年だった。
最近改めて気づいたのだけれど、どうやら自分は、世間の早さよりもゆっくりなペースで生きていくのが性に合っているらしい。日々取り囲んでくる荒波に果敢に立ち向かおうとするけれど、あまりのスピード感に、あっという間にしゅーんと燃料切れになってしまう。
そして今年の流れはいつにも増して強敵。そんな日々が進むスピードや流れに、自分が追いついていない、置いていかれているような気持ちにさえなってしまうときも、多かった気がする。
「慌ただしい毎日に、ほっとするひとときを」
強敵な流れの中で、改めて、それはとても必要なことである気がした。自分自身が求めているものであり、そしてわたしたちがgururiで大事にしていることでもあること。
gururiという場所は、いつも、どんなときでも、平穏にゆったりと過ごせる時間を持てる場所でありたいな、来てくれる方にもそう思ってもらえたらいいな、と常々思っている。
だからこそ、何かとばたつく年の瀬でも”いつも通り”の時間が流れていたことが、何より嬉しかった。
gururiの”いつも通り”を、来年も大切に。
自分たちも”いつも通り”でいられるように。
2023年とても良い1年でした。2024年も、とてもいい1年でありますように。
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