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(記ペドラザ)グリエルシャーベット初単独ライブ「とばない飛行機」を終えて

 皆さまお世話になっております。グリエルシャーベットのペドラザです。
去る1/23(日)に、なんば紅鶴さんにて、グリエルシャーベットの初単独ライブ「とばない飛行機」を開催いたしました。

 こういった情勢の中お越しいただいた皆様、ゲスト出演いただいたガングリオンと涼風、音響を担当いただいた讃岐さん、オープニングムービーを作っていただいたゴハさん、何から何までお世話になったなんば紅鶴の皆様、リハーサル等でお世話になりました日本橋UPsの吉川さん、本当にありがとうございました。
 皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈りしております。

 2019年にお笑いを始め、昨年初めにグリエルシャーベットを結成し、このたび初めて単独ライブをさせていただくことができました。
 単独ライブは、お笑いを始めたからにはいつか成し遂げたいと思っていた目標でした。「単独やりませんか?」って言いだしてくれた家本さん、ありがとうございました。不安で落ち着かない自分に対し、経験者の家本さんがどっしり構えてくださってたので心強かったです。

 実際終えてみると、単独ライブとはいえど、単独ではとても成り立たないなと実感しました。
 先述のとおり、様々な方に支えていただき、やっと最後までライブをさせていただくことができました(2時間超もやってしまいました、申し訳ありません)。
皆さま、改めて感謝申し上げます。
エンディングBGMの曲名を借りて言うのであれば「ありがとう/Sun Set Swish」です。

 こちらのnoteで、ライブの各ネタの感想と、全体を通した感想を書いていこうと思います。

●カリスマ美容師


 シューイチを見ていたときに、このネタで扱った人が「あの一流芸能人の!」みたいな紹介のされ方をしていて、表しようのない違和感があったのでネタにしました。正直、このネタで扱った人のことを「そこまで言うほど?」と思う方は少なからずいらっしゃるのでは?と不安でしたが、思っているニュアンスが皆さまに伝わったようでよかったです。どうしても、一流というには違和感があったので。
 見どころは、大阪メトロのくだりです。

●選挙運動


 サンジャポを見ているときに思いついたネタでした。この手の候補者から感じる気持ち悪さを伝えたかったのですが、伝わりましたでしょうか。過ちを逆手にとってマウント取るような人間にはなりたくないものです。
 このネタ、家本さんの突っ込みが光っています。もっと色んなボケや展開、うまく練り直していきたいですね。
 見どころは、前科と、手作りすぎる選挙タスキです。

●留学生(配信なし)


 家本さん発案のネタ。初めて見た時からおもしろいネタになると思いました。しかし、このネタで扱った方に関する基礎知識が私になく、何もいいボケが浮かばなかったのが悔しかったです。家本さんの大喜利力とキャラ様々のネタです。
 役柄でいうと自分はゼミの教授という立場なので、あまりキツめの突っ込みはしないように心掛けていましたが、果たして正解だったのでしょうか。配信では著作権の関係で切られているため確認いただけませんが…
見どころは、嘘を教えられる留学生のシーンです。

●占い


 サウナ室のTVで流れていた占い番組でほぼ同じようなことをやっていて「絶対これはネタにしたい」と、風呂上がってすぐメモを取ったネタです。これはボケツッコミ逆でもやってみたいですね。まだやりたいネタでもあります。珍しく私がたくさん叫ぶ場面が多かったです。
 見どころは、涼風・河合さんの本物すぎる影ナレです。

●ガングリオン


 クボちゃんと北村文化財君のコンビ。WEST ANTSチームクボのリーダーとして3コンビを操るクボちゃんが、北村文化財君のおもしろい部分を存分に引き出されるスタイルで、すごいなと毎回拝見していて思います。キャラクターを全開にするネタから、Mrマリックやひこにゃんが出てくるような設定のネタまで、毎回何が起こるかわからないわくわく感がとても好きです。今回のネタも、おもしろかったです。皆様ぜひご覧ください。
 見どころは、袖でガシャンと机を倒したときのクボちゃん、文化財君の怒号です。

●サラリーマン川柳


 ありネタ①です。今の時代は何でもかんでも炎上するな〜と思ってる時に、サラリーマン川柳のネットニュースを見て思いつきました。実際のサラリーマン川柳でこういった事態になるのも、そう遠くない未来にあるかもしれませんね。
 何度かかけているネタで、グリエルシャーベットとしてはかなり手ごたえのあるネタなのですが、直近のライブで芳しくない様子だったため、披露するのがめちゃくちゃ怖かったです。お客さんが暖かくてありがたい限りでした。
 ちなみに出囃子については「川柳→5・7・5→17文字→17」という連想ゲームで「17才/Base Ball Bear」にしたのですが、自分でもめちゃくちゃいい決め方できたなと思いました。
 見どころは、詠む場面全般です。

●コーナー


 「我々の誤解を解いていこう!」というテーマで1年の活動や私生活を振り返ってまいりましたが、誤解は果たして解けたのでしょうか。より深く怖がられてしまった気がしますが、本当に怖くないです。2022年はちゃんと節酒とダイエットに努めようと思います。よろしくお願いします。クボちゃんのMCに助けられました。
 見どころは、「クセが凄い」に対する3者3様の反応です。

●岡本先生


 ありネタ②です。グリエルシャーベットとして最初に作ったコントです。コントをやるなら、こういう怖いオチのものが作りたいとずっと思っていて、けど、グリエルシャーベットを結成した当時、私はほぼコント経験がなかった(前コンビで1回だけ)ので、披露する前は「ウケるかな…」とずっと不安でした。個人的にはありネタの中で一番好きなネタです。
約1年前に初めて披露したものを、1年間の集大成である単独で披露できて良かったなと思います。YouTubeに上がっている当時のものより、少しでも面白くなっていればと願っております。
 こちらは出囃子を「約束の場所/CHEMISTRY」にしました。理由については、ぜひ配信をご覧いただき、ネタの展開等でお考えいただければありがたいです。
 見どころは、なんといってもラストです。

●君の名は。(配信なし)


 職場の後輩達と飲んでいた時に思いついたネタです。
 このネタのようなバカバカしいコントが一番楽しいです。台本があまり重視されないネタをやって笑ってもらえるのが個人的に一番うれしいです(その手のお笑いについては、自分にはセンスがないと思ったので)最後の展開は家本さんの発想で、よりコントがぶ厚くなりました。
 音響を使ったコントって楽しいですよね。無論、著作権はアウトです。申し訳ありません。けど、どうしてもやりたかったネタなんです。
見どころは、最後にかけての展開です。

●涼風


 松尾さんとかわいさんのコンビ。2人の落ち着いた佇まい、話し方から、日本語の妙を突いたネタやシステマチックなネタをされるコンビで、めちゃくちゃファンです。涼風とライブが一緒になったときはワクワクしながら待ってしまいます。
 今回のネタもすごい設定というか、お二人の雰囲気にも合っていて、雰囲気もあって、すごいな…と思いました。ぜひ、配信にてご覧ください。

●THE FIRST TAKE


 家本さん発案のネタ。このネタのキャラクターのように、だらだらと気色悪いことを言い続けることがとても好きです。気色悪いことなんて延々出てくるんですが、引かずに笑っていただけるのが、めちゃくちゃありがたかったです。
 ひとつ悔いがあるとすれば、私の歌が下手くそだったことです。リベンジしたいです。数々の音響ネタが著作権法に引っかかりカットされる中、歌が何度も流れるこのネタは無事生き残りました。なんでだ。
見どころは、リップロールです。

●お父さんの一番長い日(配信なし)


 配信なし、と言いながら、個人的に今回の単独で一番やりたかったネタです。シリアスな雰囲気でばかばかしいことをずっと言い合うネタ、ボケ0のネタにずっとあこがれがありました。本当は3月、4月ごろに思いついていたネタなのですが、バトルライブにかけられるネタでもないし、単発でやるネタではないし、そもそも今の技量ではできないなと思ってました。
結成から1年が経過して単独ライブをさせてもらうタイミングで披露させていただきましたが、まだまだですね。全力でやり切れてよかったと本当に思っています。
 後ろでさだまさしを延々と流していたため、無論著作権アウトです(すいません)。けど、再度見返していると笑ってしまいます。力技な部分もありますが、やれて良かったなと思います。何かしらで皆さまにご覧いただきたい…
 見どころは、2人のお父さん達の感情の発露です。

●共感覚


 家本さん発案のネタ。このネタは、テーマについての前提知識を事前にちゃんと説明が要るなと思ったので、そこだけしっかりしたつもりですが、いかがでしたでしょうか。遊び方もいろいろ広げられてめちゃくちゃ楽しかったです。遊べば遊ぶほどもっと広がっていきそうなネタで、ネタ合わせが楽しかったです。
 見どころは、Jリーグのくだりです。

●配信


 皆様、ご覧くださってありがとうございました。
 配信は、以下のページからご購入いただけます!上記のレポートをご覧になったうえで、ぜひご覧ください!

●反省点と今後


 さて今回、配信を見返してみて、個人的に以下の反省点が浮かびました。
・噛みすぎ
・動作に落ち着きがなさすぎ
・アドリブに弱すぎ
・表情が硬すぎ
・(台本にない部分で)ツッコミを外しすぎ

 正直、めちゃくちゃ悔しいです。単独を完遂できた達成感はあれど、「うまくやれた!」という感じはまだまだでございました。お恥ずかしい。「素人に見られないようにする」という個人目標を達成するには、越えねばならない壁がたくさんあるなと痛感しました。

 こういう喋りの人間なので「キャラに合ったこと」をすれば良いとは分かっているのですが、キャラに合わないジャンルのネタもやりたいですし、色んなネタでウケたいです。幅広いネタ、幅広いキャラになりたいと思っています。
 色々吸収して学んで、幅広いジャンルのネタをできるようになって、やれるかぎり色んなお笑いを楽しみたいと思っています。そして、色んなジャンルのネタを、ご覧いただく皆様にとっても「面白い」と思っていただけるようにしたいです。そのために、実力をつけたいんです。
 30歳手前でしかも仕事やりながらお笑いを始めたので、やりたいと思ってることは全部妥協せんとやらないと悔いが残ると思っているんです。できなくなるときがきっと来てしまうので。

 次の単独ライブがいつになるかはわかりませんが、必ず成長した姿を舞台上でお見せできるよう精進してまいります。皆様よろしければ、暖かく見守ってくださいますとありがたい限りです。

 新型コロナウイルスがまだまだ猛威を振るっており、情勢も安定しませんが、今後の皆様のご無事・ご健康・ご多幸をお祈りいたしまして、記事を締めさせていただきます。

 改めて、ありがとうございました。

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