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リビングルーム工房、アップデートしてみた

リビングルーム工房に、新しい道具ステーションをしつらえました。ベースはゴッホの子ども椅子。

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△カーヴィングナイフと斧と小さい道具たちの居場所。

きっかけは、いつものごとく、ひょんなことから。

クリスマスプレゼントに頼まれていたものをつくろうと、ちょうどいい材がないかな、と、長いことしまっていた手持ちの端材の袋をひっくり返してみたとき、奥からいろんな忘れていたモノたちが出てきました。作ってはみたものの手直しや繕いが必要なものとか、壊れてしまって修理を待っているものとか。

そのうちのひとつが、かなり昔旅先のカフェで見た雑誌で紹介されていた、かぎ針編みのルームシューズ。かわいいな、と思い、凧糸を2本取りにして編んでみたものの、ルームシューズとして履くには、ぺらりんとソール部分が折れてしまうので裏打ちしないといけなくて、「要手直し案件」となっていたもの。

そのまま忘れ去られていました。せっかく編み図を描き描き試行錯誤しながら編んだのに。。と思うと、不憫に思えてきて。手にとって眺めていたら、ふいっと、これ、かかと部分を後ろに折ったら、ポケット状の「もの入れ」として使えそう、とひらめきました。

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最近本数が増えてきた木工用ナイフをここに入れると使い勝手がいいかもしれない。。。前に半自作したツールロール(1本1本の刃物を入れられるスロットのついた、持ち運び用の帆布製収納)に入りきらなくなっている刃物をひとまとめに置いておけるようになったら、きっと便利だ、と。

ルームシューズのかかと部分をうしろにおって、とめられるように、ワンタッチホックをとりつけてみた。(ワンタッチホックは手でぱちんと取り付けられて、とっても便利。100円ショップでも売っています)。

子ども用のゴッホの椅子の背に、2つ並べて取り付けてみた。ひとつにストレートナイフ、もうひとつにフックナイフをちょうどよく収納できました。もともとルームシューズになるはずだったものには見えない感じ!

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△カービングナイフ入れ(左側はストレートナイフ用、右側はフックナイフ用)

子ども椅子の座面は斧4本の収納場所にしてみた。

帆布製ツールロールは、子ども椅子の背面の下半分に、ひろげて引っ掛けて、えんぴつや定規、ノギス、などを入れる場所にしました。

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△下の段にはノギス、柔らか定規、えんぴつ、ミニほうき、ストロップ道具、コルローズ用ナイフ、小割り用ナイフを収納

これでいつでも全部の道具をさっと手にとれて、しまうのも簡単。作業後の木屑の掃除のときには、この子ども椅子をまるっと持ち上げれば全部いっぺんに移動できます。

小さな変化ですが、リビングルームの一角を”工房”にしている関係上、掃除のしやすさ、場所の取らなさ、移動のしやすさ、見た目のすっきりさは大きいのです。

ついでに、前に庭のジャスミンの剪定枝を乱れ編みにしてつくったバスケットも、中に入れていた毛糸玉を別の場所に移して、グリーンウッドワーク用のエプロン入れにしてみた。リビングルーム工房の見た目のすっきりさがさらにちょびっと向上しました。

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△グリーンウッドワーク用のエプロン置き場

このほかの道具は以前書いたとおり、メリカリでゆずってもらったOpus Oneの木箱に入れています。そして砥ぎ道具は桐の箱の中。↓

おうち時間がふたたび増えている今の時期。小さな快適度アップをそここで図って、なんとか、しんどさにうちひしがれないようにしていきたいこの頃です。

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