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欲しいものはつくる:ロングスパン——小さい農園の途中経過「畑に削りくず」

この新月から始めた小さい農園は、しばらくしーんとしてたのですが、1週間経って上弦の月を過ぎたあたりから、ほんの少し動きが見え始めました。

草が全く生えてないので、種まきしたところの保湿にかぶせる刈り草がなく💦実験として木削りしたときに出た削りくずをまいてみていました。

雨風で吹き飛んで近隣の畑の皆さんのご迷惑になるかもとひやひやものでしたけども、しっかり地面に削りくずをプレスして上から水をかけたら、意外にその場に留まってくれました。周囲をぐるりと、すこし壁のように土を持ったのも、飛散防止に貢献したようす。少しは飛びましたが💦

すじ播きのルッコラやサラダリーフには、昔使ってて壊れたすだれを解体しておいたものを、保湿用にかぶせてみた。ほんとは稲藁がいいと思いつつ。。。これも強風が吹くと飛んでいきそうなので、飛散防止に糸を渡して設置しました。

で、削りくずとすだれパーツで保湿した種たちは、おおむね、無事に発芽開始しました。エダマメ、カボチャ、ルッコラ、サラダリーフ、はつかネギ。(ただ、サラダリーフはちょっとあやうく、保湿の削りくずやよしずパーツが光を遮りすぎてしまってるのかもしれません)。

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イチゴとチャイブの苗は植え付け後、無事に活着したもよう。こちらは苗のまわりにココナツ繊維のシートをあてがってみています。これも実験。長ネギもひょろ苗だけど植えつけてみた。長ネギはよしずのパーツで保湿。

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まだちいーさいバジルの苗も思い切って定植。まだひ弱なので枝で結界を張ってあげた(意味があるかは不明だけど、猫ちゃんたちが多く行き来するみたいなので)。

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水はこんな感じで柄杓で1、2杯ずつです。水はボトルに入れて家から持参しないとなので、たくさんあげられません。なんとか雨と夜露をメインにしてがんばってくれますように。

苗づくりのほうは、ナスタチウム、茎立ちブロッコリー、マリーゴールド、ミニトマト、オレガノ、バジル、グリンピース、コリアンダー(コリアンダーはほんとは最初から地植えがいいのだけど)が発芽。あとはハバネロとトウガラシの発芽を待っています。

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余った種を裏庭にも播いてみた。カボチャとトマト。朝日があたらない場所だけど出るだろうかな。

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私の畑のある市民農園は広くて、隣近所の区画のみなさんとはひととおりお会いしたのだけど、まだお会いしてない方々がその向こうの区画には大勢いらして。で、ひとりでわせわせと作業をしてると日々別の方がお声をかけてくださったりします。それで畑を見せていただいて、カモミールが育ってるのをいいですね!と言ったらその場で一株わけてくださったり♡こないだもはっと気づいたら背後に向こうの区画の方がいらしていて、ほい、と手のひらいっぱいの採れたての絹さやをくださって、いろいろアドバイスやここの土地柄のことなど教えてくださいました。よくわからないままやってみてるのを、それでいいんですよ、といってくださり、心強いかぎり。(絹さやはその夜グリーンカレーに入れて食べました、おいしかったなあ)。心優しい方々に囲まれて、しあわせです。

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昨日今日は、カボチャの葉っぱが開いてきたので、まだ気が早いかもだけど、鳥除けの枝を抜いて、かわりに行灯を設置しました。

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日々小さな作業をひとつかふたつずつする感じで進んでいます。

芽が出ると、次なる作業は間引き。これがなかなかチャレンジです💦たとえばエダマメは一箇所に3粒ずつ植えて、2株を残すと教わったけど、どれを残してどれを切るのかー、というところで心がさまよう。3粒ともみんな出てきてくれて、それだけで嬉しいからなおさら、せっかく出てきたのを切るだなんてー、となる。ほんとうは3粒のうち1粒は「鳥のため」ということなのだけど、鳥除けの糸を張ったら効果テキメンだったみたいで、間引きの悩みが増えてしまったのでした。

バジルの苗の間引き菜はパスタに入れて食べましたが、エダマメやカボチャの間引き分はどうしたらいいんだろうなあ。。。

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ぐり と グリーンウッドワーク





















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