初体験の話

処女、または童貞を卒業したときの印象やエピソードって十人十色だと思うけど、友達が言っててグサッときた言葉が、
「初体験の相手がどうでもいい人だった人って、一生自分を大切に出来ないんだよね」
です

でもね、私の私生活を知ってる人からはけっこうな確率で「もっと自分を大切にしなよ」とか言われてるんだけど、正直いまいちピンときてません。
自分が大切だから、したい人とセックスするし、寝る間を惜しんでも遊ぶし、飲みたい酒を飲むし、キメたいドラッグをキメる。
でも、私のそういった行為は世間的に"自分を大切にしてない"ってカテゴリにされるらしい。

きっと、自分を甘やかす≠自分を大切にする
ってことなんだろうけど、そこの線引きが私は一生出来ないんだと思う。

少々話が脱線したが、私の初体験は中1の冬休み
部活を終えて今日私は処女を捨てるんだ!!と胸を高鳴らせて先輩の家に走ったのを覚えている

その先輩は4つ上だったので中学時代も被っていなかったが、当時流行っていた前略プロフィール(笑)のゲスブ(笑)で絡んで(笑)、たまにメールや電話をする仲だった

たまにエロい話を振られたり、私が処女であることを知ると俺がグリコの処女を奪ってやる等と下心全開の絡まれ方をしてたが、当時の私は何も危機感を覚えず、むしろ早く処女卒業したい!とノリノリだった


そしていざ初デートの日(といってもその先輩の家)
指定された待ち合わせ場所でZX乗りのィケィケな先輩を待っているとついに1人の男性がやって来た

ぁれ?なんか、思ってたのとちがぅ、、?

待ち合わせ場所に現れた先輩の印象を簡単に言うと、ずんぐりむっくりの小汚いギャル男

早速もう帰りたい、なんか違う、無理 って感情になっていたが、原付に乗るよう促され、憧れだった "男の人との2ケツ" に気分が高まってしまい、ほいほい先輩の家についていった。

先輩の部屋はプレハブで母屋と隔離されてるタイプで、これまた気分が高まった。
ヤニ臭い部屋に足を踏み入れると、高積みされた大量のヤンキー漫画やコルク半、チューハイの空き缶等が転がっていて、ヤンキー部屋のお手本みたいな空間にいる自分にまた少し大人になれた錯覚を覚えた


先輩とその部屋で何を話したか等まったく覚えてなくて(多分めちゃくちゃつまらなかった)、記憶があるのはずっと干してないであろう豹柄の布団で添い寝してるところから。

先輩がCCレモンを飲んだと思えば半ば強引に口移ししてきた。そこからはあっという間に身ぐるみ剥がされ気づいたらはじめてのセックスを終えていた。
痛みもなく血がでることもなかった。多分先輩のオチンロンはものすごく小さかった。

だから正確には処女膜は破れなかったので私のほんとの処女喪失はその先輩ではないのかもしれない。

ただ、人生2回目のセックスの相手を思い出せないので、やっぱり私は自分を大切にしていないのだろう

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