人は「自分を変えてくれた」ものに対してロイヤリティを感じる

ロイヤリティというと打算的な意味合いが強く見えるが、「人を変える」ということに深い意義を感じている。

ロイヤリティとは、言うなれば組織やコミュニティに愛着を持ってもらい、人々に帰るべき居場所を提供できるということであると思っている。
人は変わることで、その変えてくれた物に対して愛着を生み、それが本人のアイデンティティや居場所となりやすい。
その人が愛着を持てる居場所を作るということは、とても有意義なことだと感じる。

私の母校は専門学校だが、そこに通う生徒は家庭環境や教育水準が低いなど、問題を抱える子どもも少なくない。
しかし、見方を変えると、だからこそ変化の大きな余地があると感じているし、高いロイヤリティを秘めた人たちの宝庫でもあると言える。
そのような変化を経験した人ほど、その領域に愛を持ってを牽引する存在になりうるのでは。


<余談>
問題を抱える人たちが変化し、本人のアイデンティティと居場所を確立していける仕組みが専門学校に必要なことだと感じると同時に、世の中にもっとこの仕組みが増えると良いなと思う。社会人のリスキリングもその一つの文脈でもある。
後世への貢献は私のテーマの一つであり、同時に私自身が成長する一つの意義でもある。

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