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A DAY~徳島の一日~

ジェフユナイテッド市原・千葉のアドベントカレンダー2020(https://adventar.org/calendars/5498)の記事です

ことし最後の遠征は徳島ヴォルティス戦

遠征はいつものことだったのに、今年は特別なことになっていた。旅をして地域の美味しいものを食べて、名所を見て、雰囲気の違うサポーターに囲まれてその土地を思う。日帰りにする?前泊?後泊?いろいろ考えて、でかけるそれが遠征というものだった。一月に一回は違う空気を吸えることが、こんなに自分に必要なものだったのかと実感したのが今年の前半の一番の出来事だった。なので、もしかしたら相手チームがJ1昇格を決めるかもしれないこの徳島戦は、今年のメインイベントになる気がしてワクワクしていた。

チケットが取れないかもしれない?!

飛行機も宿も順調に予約をこなして、GOTOも利用して楽しみしかない時期に飛び込んできたのがこのニュースだった。ファンクラブの優先で売り切れた、アウェイサポーター席に徳島の一般サポーターも突撃してくるに違いないとの予想だ。それも在宅勤務の相方が無事取ってくれた。速攻で売り切れたとの話をツイッターで見ていたので心配だったのだが、本当に良かった。ゴール裏で見るのはもう何年ぶりになるんだろう。

旅の始まりは

12日は用事(J1のFC東京vsサンフレッチェ広島 味スタ を見てから)があったので、遅くなっての出発になった。もっとも最初乗るはずだった徳島行きの最終便が欠航になって、1時間早まるというちょっとしたアクシデントもあった。羽田空港でサンフレの選手と接近遭遇もしたけれど、このご時世声をかけることはしなかった。心のなかでお疲れさまでしたとつぶやいた。それでもワクワクして遠征気分が盛り上がって来た。もっともフライトスケジュールを見たら、欠航ばかりで人が少ない上にお店もしまっているところが多いのに、彼らはあと1時間空港でフラフラしなきゃいけないことに気がついて心配になったけど。

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徳島についたら

最初の予定より早く着いたのを利用して、美味しいものを食べに行こうってことになった。ビストロっていうだけあって、ル・クルーゼで炊いた鯛めしにはちょっとびっくりだけど美味しかった。ホーロー鍋って焦げ付きにくいからこういう料理にも便利。おでんも良かった。

メインイベントは・・・・

試合前話していたことがある。今日のこの試合ジェフは勝てないけれど、引き分けは十二分にある。徳島の今いる選手で修羅場を知っている選手ってそんなにいないから、目の前の昇格阻止は普通にある。そういう目でみていると、結果は妥当なものだと思えた。実際徳島はジェフの嫌がることをしてこなかったし、緩い入のまま攻撃のリズムも変えることができなかった。両方ともシュートは大したことなかったけど。そういう空気を感じながら試合を見られるのも現地観戦ならではのことじゃないのかなと思う。
 スタジアムに着いて、法人チケットを引き換えている行列やアウェイゴール裏で観戦していた徳島の人たちを見ると、スタンドの空席がものすごくもったいなかった。入場者数ももう少し増やせたはずではという感想も持った。
 久々?のヒール役も楽しかったなぁ。帰り道の周りの人達の残念そうな雰囲気や、夕方のニュースでの取り上げ方を見るとちょっとほくそ笑んでしまう自分がいた。今回は見ることができなかったけれど、地元の新聞の記事を見るのも楽しい。力のある地方紙の重要性を感じるのも、関東しか知らなかった自分にはとても新鮮なものだったからだ。

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さて帰るか

帰り道には、せっかくレンタカーをつかっているので、お土産物を探しに地元のスーパーに行ってみることにした。徳島といえば「KYOEI」だろう。味噌とか醤油といったものを眺めるだけでも違うなぁと思うし、お菓子もしっかり欲しい物があるのでスーパーは侮れない。金長まんじゅうやぶどうまんじゅう、阿波晩茶などなど欲しい物が手に入って、荷物も目いっぱいになったところで徳島にさようならをした。
 声を大にしたいのは徳島の推しキャラはししゃもねこ。ししゃもねこはほんとうにゆるくてかわいい!

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