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読者からのご質問に、ズバリ回答いたします!

仲里さんは、世界株に低コストで全世界の株式に分散投資できる「オルカン」に投資していますか?という質問を受けました。

ご質問ありがとうございます。

私は、3年前より、軍用地主を対象とした投資塾、現在は、自己啓発や投資本などのビジネス書を通して、勉強会を主催しています。

これまで、数千名もの投資家とお会いしてきました。最近は、新NISAの影響もあって、株式投資の売却した資金を元手に軍用地を購入するお客様が増えてきました。

特に、昨年の後半から、県内の方の取引が増えてきたのは、今までに無かったことです。とても良いことだと思います。

私は、お客様に、決まって質問するこことがあります。「軍用地を購入する資金は、どのようにして稼いだのですか?」と聞いています。

これを聞くことが、自分の投資に非常に参考になるからです。実際に大金を手にした方の意見や考えは、説得力があります。

私をこの考えを元に投資した結果、資産は右肩上がりに増えました。肝心な内容は、別の機会にお話しできればと思います。

話は質問に戻します。私は、全世界の株式に分散投資できる「オルカン」に投資しているのかということです。

読者は、既にご存知だと思いますが、「オルカン」とは、世界株式の代表であるMSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指すインデックスファンドです。

このファンド1本で、全世界の株式に分散投資ができる便利なファンドで日本の個人投資家の間で人気が高まっています。

確かに、1本で手軽に分散投資が出来る点はメリットですが、月次運用報告書を見ると外貨の組み入れが90%以上となり、日本株はわずか5%程度です。つまりこのファンドだけに投資すると外貨比率が高くなりすぎます。

また株式の国別配分を見るとアメリカが6割を超えています。時価総額が大きいから仕方無いのかもしれませんが、アメリカ株比率が高いことを忘れてはいけません。

しかもアメリカ株式は最近はマイクロソフトやアップルといった大手テック企業の時価総額比率が高くなり、組み入れ比率が高くなっています。将来これらの企業の株価が下落した場合、分散効果が思ったよりも出ない可能性もあります。

さらに、株式だけに投資するインデックスファンドは、若い世代には向いていますが、私は51歳です。50代を超えてきたらむしろ比率を下げていくべきだと思います。

オルカンを使うより、債券投資や不動産投資のようなインカムゲインを狙う投資に軸足を移していくべきです。

私は、不動産収入から毎月10万円を新NISAのつみたて枠に投資しています。新NISAではありませんが、外国建て債券にも投資しています。不動産は、日本円なので、日本円に集中しすぎていることから、金融資産だけでもドル建て資産を増やそうと考えたからです。一部オーストラリアドルも持っていますが、トータルで日本円とドル建て資産に分けて分散しています。

私は、色々とお客様からお金について、相談を受けるようになったので、ファイナンシャルプランナーの資格を取りました。

「オルカン」を否定する訳ではありませんが、上記のような投資内容についての理解をした上で、自分に合った活用を行っていくべきでしょう。

最後までご覧いただき誠にありがとうございます。
出会いに感謝です。


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