大厄の前厄をくらう

2020年1月はとにかく不調だった。

12月にラスベガスであったイベントで、フェイクタトゥーを貼ってもらったら、むちゃむちゃかぶれた後遺症ものこっている。そんななか、右目の中心がぼやけることに気づいたのは職場だった。メガネを外してみると、右側にかすかな傷がついている。すぐにZoffに駆け込んで、レンズだけの交換をお願いした。

帰宅して、他のメガネにかけかえてみても、やはり視界の一部がぼやけている。

あわてて、近所の眼科にかけこんだ。おじいさん先生は、部屋の電気を消して真っ暗にして、僕にキスせんばかりの距離で目を覗き込み、「特に症状は見当たらない」と言った。

せっかく病院に行ったので、他にも気になっていた、去年夏に長崎に帰省したときから治らない寝違えのような首の痛みも診てもらおう、と整形外科へ。