連歌作ってみたら楽しかった

連歌を作ってみたら結構楽しかった。以下試しにつくってみたもの。

①ひとり傘 雨降りそぼる 夕闇に

②かじかんだ手よ 春は遠けり

③如月の 雪解け水を 掬い取り

④のどを潤す 早起きの熊

⑤朝まだき ゆうべの酒に 揺れながら

⑥明日を語らい ともに見る夢

・・・・・・

読む順番が面白くて、①-②と読んだら、次は③-②と読むんだそうですね。で、その次に③-④と読む。それでどんどん繋げていく。つくってて楽しかったのは言葉から浮かび上がる情景を次々に変えていけるところ。①-②で読んだときと、③-②で読んだときのイメージされる場所が違う。①-②では夜の街って感じだけど。③-②すると山の中とかふもととかの川を想像すると思う。同じ言葉だけど場面を一気に変えられるのは面白かった。④の「熊」も③-④と⑤-④で違う。動物の熊と体格の大きい人って意味にする意図だった。いろんな遊び方できていいなと思った。

暇つぶしに遊んでみただけだけど、今後も気が向いた時にやってみようかなと思った。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?