いろいろと思うことはあるけれど

いろいろと思うことはあるけれど
形にはならない
そうやって
表に出てこないままになってしまったことが
今までどれほどあったろう
わずかながらに
表に出てきたものも確かにあった
でも出てくるときには
既に形を変えている
ということが常なのだ。
自分が思ってることの全体を
自分でもよくわからない
誰かの言葉を使って
自分の言葉だと偽って
表せることは
たかが知れているのではないか

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