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新たな学びのスタート

複業コンサルタントの成瀬です。今回は、前回書いた『なぜ、学びつづけるのか?』の続きです。

この4月から、社会情報大学院大学 実務教育研究科で新たな学びをスタートしました!

2020年3月に事業構想大学院大学を修了したばかりでしたので、また専門職大学院に行くのか、ギリギリまで悩みました。。実務家教員になる、というのはコロナ禍で改めて自身のキャリア戦略を考えなおした結果なので、いずれそのための学習をすることは決めていました。2025年までには始めたいな、と。

随分前倒しました。理由は主に4つあります。こんなことを暴露して意味があるのか分かりませんが、自身の思考のログを残す意味でも書いておきたいと思います。

■100%テレワークによる時間創出

本業、複業共に、完全テレワークで仕事ができているため、ほぼ移動時間が無くなりました。これによる、健康維持(主に運動しない問題)は新たな課題ですが、睡眠時間や家事・育児時間を確保しても自分のために使える時間がだいぶ増えました。また、本業で立場が変わってきたこともあり、「自分でやりすぎてはいけない」時期にありますので、余計に時間ができました。何か学ぶにしても、あと1~2年は感染影響が落ち着かないことを想定すると、学びもオンライン前提になるだろうと考えました。時期が遅れれば、この状況が変わる可能性がある。ならば、テレワーク前提で仕事も学びも実施できる今、取り組んだ方がいいのではないか?と考えたことが第1の理由です。

■本業で「人材開発事業」を立ち上げることになった

本業では新規事業開発を担当していますが、その中で「デジタル人材開発」の事業を立ち上げることになりました。私はIT業界も長いですが、どちらかというと働き方改革期における「組織開発」の方が専門になっています。DX(デジタルトランスフォーメーション)が企業の大きなテーマになっている中、単にIT技術を学べばいい、という状況ではなくなってきています。

デジタルリテラシー × 組織開発 × キャリア開発

これが、今後の人材開発において必要になっていく、と考えています。となると、このような人材開発を専門家として推進していかなければならない。恐らく、現時点で体系化されていないと思っています。しかし、時代は急速に変化していき、「キャリア自律した、DXを進められる変革人材」が求められるでしょう。そのような人材を、ごく一部な特殊な人ではなく、広く創っていかなければならない。そう考えた時、何となく私の周辺に関連する知見、情報、実務機会、といったパーツはあるのですが、これを再現性のある知識情報として扱う術が今の自分には不足しています。

社会情報大学院大学の実務教育研究科では、「新たな知を自らつくりだし、社会へ実装するための教育・学習プログラムを考案し、実践する」ための学習・研究に取り組みます。この2年間の課程で、上記のパーツを実務の中でも試行錯誤しながら、自分の中で統合していく機会とするなら「今」だな、と考えたことが2つ目の理由です。

■止まってしまうことの、危機感

情けない話ですが、私はひとりで勉強や研究を続けていく自信がありませんw 昔から基本的には勉強嫌いですから。ですが、遺伝的に社会貢献意欲は高い方だと自覚していますので、何らかのコミュニティに所属し、責務・義務が発生すれば、割とちゃんとやる人間だと思っています。このような自分自身への危機感から、時間も必要性もある今、負荷をかけるべきではないか、と判断しました。これが3つ目の理由です。

最後の理由は、複業で収入が増えたことで、自己投資することができたことです。

2回目の専門職大学ということもあり、また、系列は同じ先端教育機構ということもあり、進め方は分かっていますので、ペース配分は以前よりできそうです。早速、導入オリエンテーションが始まりましたが、いやー面白い!

新しい知識、情報、考えに触れるのはやっぱり面白いですね。

しかも、事業構想大学院大学と比べると、大学院っぽいといいますか、当たり前ですが、求められる学習・研究スタイルが少し異なるので、開始1週間ですが、「これは成長できそうだ」という実感があります。

これから、私自身の思考整理も、より多様化していけそうです。ここでは、まとまっていないかもしれませんが、自身の思考整理のログを記していきますので、もしご興味あればのぞいていただけると幸いです。


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