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遭遇2

「春とヒコーキの遭遇2」というイベントをやります。

春とヒコーキが話を聞きたい芸人ゲストをお呼びして、各1時間ほどじっくりトコトン話すトークライブです。

「人は生い立ちから話を聞いたら絶対面白い」と鶴瓶さんが言ってて。僕も同意です。

「この人の話、もっと生い立ちから聞きたいのに〜!」という方におすすめのライブです。

ちなみ「遭遇1」は8月にやりました。



今回は2組にご出演いただきます。


オッパショ石

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ケイダッシュステージ所属の漫才師。

K-PROライブでご一緒することが多いです。その際は必ずと言っていいほど袖でネタを見てると思います。

後輩がとやかくいうべきではないんですが、、とにかく漫才がうますぎます、早すぎます。どうしてあんなに掛け合いが自然なのか。台本も凄いんですが、とにかくナチュラルすぎて笑ってしまいます。
昭和のいる・こいる師匠を初めてみた時、自然すぎてひっくり返って笑ってしまいました。あんな感触。惚れ惚れしてしまいます。ほんとうに同世代なのか。


広田さんとぐんぴぃが「眼鏡で恰幅が良い」で括られる方が多いのですが、広田さんはダントツで華があります。ぐんぴぃはダントツでK-PRO児島さんにハマっていません。

蒲谷さんは平場にいると、全員が滑り知らずなくらい全部拾ってくれます。立ち位置は土岡と似ていますが、彼のような陰の狂気を滲ませることもありません。

掛け合いは上手すぎるし、キャラもポップだし、全部が"春とヒコーキがやりたかったこと"です。彼らのような人がいるならと、別方向に向かっています。
その分オッパショさんを尊敬しています。
他方、ふだんどういう生き様なのか知らないので、しっかりお聞きしたいです。

また僕の唯一のレギュラー番組「カチコチTV」にも縁があります。

映像サブスクサービスの中でも、アマプラでもネットフリックスでもU-NEXTでもない「FANZA見放題チャンネル」のみで視聴できる尖ったエロ番組です。

このカチコチTVでお世話になっているディレクターの方が、オッパショ石さんと同級生らしくよく話題にあがります。二人をよく知るディレクターからの談も飛び出すかもしれません。

お二人ともフリースタイルラップが強すぎるので、モグラとの対決もあるかもしれません。


永田敬介

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人力舎のピン芸人の方です。

僕が2021年で一番笑ったネタは永田敬介さんの「警察に捕まる人」です。一人コントではあるのですが、いわゆるそれとはテイストが違います。説明が難しいですね…。

ちょうど今週のラフターナイトがあがってるので貼っておきます。

2022/01/14 ③【永田敬介(人力舎)】TBSラジオ「マイナビLaughter Night」
https://youtu.be/H7Z_8aKi4kk



永田さんのネタは、ひねくれ者の独白です。延々と不満や懊悩を喚き続ける。たどたどしく、しんどそうに。
内容もキレキレでめちゃくちゃ面白いんです。
でもそれだけじゃなくて。魂をオエッと吐き出しているかのような語りに、観客はどうしようもなく惹かれてしまいます。

芸人版の「地下室の手記」みたいなもんでしょうか。
たしかに、 ひと息つく間もなく何ページも話す、ドストエフスキー作品のような凄みがあります※

※ほとんど読んだことないので、テキトーに言ってます



聞き手も無事ではいられません。笑いながら、あてられてしまいます。何を見せられているのか。エンターテイメントなのか、不快を伴いながら"目覚め"を喚起する文学なのか。




永田さんをよく知るサスペンダーズ古川さんと話したのは「永田敬介という本物のキモが売れたら、僕たち程度のキモはお払い箱になる」でした。そうなのです、勝てないのです。

エンタメの域を外れた"マジの狂人"の風を漂わせているから。劇薬なんです。漂白されゆく令和の日本に、こんなドス黒い濁流が流れ込んだら、きっと事件になるでしょう。
業界の人は気付き始めてると噂で聞いております。


謎が謎を呼ぶ永田さん。なんでこんな人になっちゃったのか!スパナペンチ時代の話も含め、生い立ちから伺います!




最後に

もともとコロナ猛威期の無観客時代に始動したイベントです。配信に特化したライブなので、ぜひご自宅で配信でご覧ください。じっくり1時間以上話を聞くので、家で見るぐらいが良いと思うんですよね。

観覧チケットは売り切れています。キャンセル戻りがで次第アナウンスします。

(今現在、観覧も1枚戻りが出ているみたいです)


1月17日(月)
19:00開場 19:30開演
配信:1500円/リモート差し入れ付き配信:2100円
観覧:2000円
場所:新宿ロックカフェロフト

春とヒコーキ
永田敬介
オッパショ石

チケットは下のリンクからどうぞ!


また「春とヒコーキの遭遇」は引き続きやっていこうと思っています。もし希望の芸人さんがいたら教えてください。

身に覚えのない慰謝料にあてます。