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FP通信

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ぐんま税理法人ニュースレターに掲載された「FP通信」のバックナンバーを集めたマガジンです。
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#つみたてNISA

ぐん税ニュースレター vol.42 page03 -FP通信-

日経平均株価が沸いてます。2月22日に史上最高値の39,098円で大引けとなっています。 新NISA勢はきっと、株なんてチョロイな、と思ってることでしょう。笑  新年の大発会からたった2ヶ月弱で5800円以上も上がってるのですから。 今号では特に記事にする予定はなかったのですが、歴史的瞬間ということで少し書いてみようと思います。 以前にもバブル崩壊後の最高値ということで記事にしましたが、基本的な市場の動向というのは、この時と大きく変わっていないと思います。 この時はバブ

ぐん税ニュースレター vol.39 page05 -FP通信 Part②-

Part1の記事 iDeCoのデメリットの話をする以前の根本的な話 Part①の最後にあげたiDeCoのデメリットですが、これって資産運用においては当然すぎる話だと思います。余裕資金で運用すること、リスクを認識すること、ライフプラン(生涯における収入と支出)を考慮することは必須条件です。これができない人はまず日頃のお金の付き合い方から見直した方がいいぐらいです。こうしたデメリットの話がでてくるのは根本的に日本の投資リテラシーが低いことの現れだと思っています。ノーリスクでお

ぐん税ニュースレター vol.39 page04 -FP通信 Part①-

6月にNISAについて記事にしましたが、よくNISAと比較されるiDeCo(個人型確定拠出年金)について解説しようと思います。 NISAの記事 iDecoの概要とメリット iDeCoはindividual-type Defined Contribution pension planの頭文字をとってiDeCoと呼ばれています。その名のとおり年金という扱いがNISAと性質が異なる点で、国が運営する公的年金(国民年金、厚生年金)とは別に任意で加入する私的年金です。簡単に言うと

ぐん税ニュースレター vol.34 page04 -FP通信 Part 2-

Part 1の記事では新NISAについて解説しています。 最近の株価 執筆時点(2023年6月5日)ではバブル崩壊以降約33年ぶりの最高値、32,000円台をつけています。(改訂:6月15日現在 33660円越え) 5月19日にバブル崩壊以降約33年ぶりの最高値30808円と話題になりましたが、そこからさらに上昇していることになります。 そしてこの話題。 でも2020年に株価が下落している時にも口座開設は増えています。 人って単純なものですね。株価が上がれば「イケ

ぐん税ニュースレター vol.34 page03 -FP通信 Part 1-

今年の1月にファイナンシャルプランナーの試験に合格したので、FP関連の記事を書いていこうと思います。 金融商品について学んでいると、世界の政治・経済の話と繋がってくるのが面白くて試験を受けてみたのですが、今回はファイナンシャルプランナーっぽくThe 資産形成とも言えるNISAについて記事にしてみます。 まずNISAについて さすがに名前ぐらいは聞いたことがあると思いますが、実際利用していない人は意外と多いかもしれません。 それを物語るデータがありました。投資信託協会が調査