『極私論』
働き方改革について①
2023年もはや1ヶ月が過ぎていきました。月日が経つのは早いものですね。
年頭の密かな目標として、今年は新たな取り組みをしようと考えていてnoteを使って発信するということに至りました。
ここでは、あくまでもわたくし論を発信する場であります。
この考えを共感してほしいとか、押し付けるとかではなく一個人の考えを発信するだけのツールです。
あぁ、こういう意見もあるのね~くらいに受け取っていただけるとありがたいです。
最初に取り上げたいのは、我が物流界で大問題となっている働き方改革における2024年問題なるものです。
ニュースとかで取り上げられてるから、うっすらと知識がある方もいらっしゃると思います。
ドライバーの時間外労働時間が960時間を上限とする。つまり時間外労働が月に80時間です。
1ヶ月がだいたい4.3週として
一週間 40時間×4.3=172時間
時間外労働 80時間
休憩時間 1時間×22=22時間
1ヶ月のドライバーさんの拘束時間が274時間という計算になります。
【ポイント】ここで一つ。物流の現場から言わせてもらうと週休2日取られているドライバーさんは、ほぼいません☝️
4、5年前は皆無でした。最近は会社に無理やり?休まされている感じですかね。
つまり、1日の拘束時間がさらに減る計算になります。
そもそも月間274時間というのも無理があるんです。会社に出社してからのカウントになるので、始業前点検→荷主先に移動→積み込み→荷卸し先に移動
これを多い時には何本かこなして、なおかつ帰庫までが労働時間です。
移動を含めると12時間30分は結構パツパツなんです。(12時間30分はあくまでも週休二日計算なので実際はもっと短い)
それと大体はドライバーさんは待ち時間というものが発生します。
荷主側にも問題がある場合もあります。到着してすぐに、とはいかなくても速やかに荷物を積み込むような配慮が必要だと思います。
スムーズにいってギリギリというのが私の体感ですが、まずそんなことは滅多にありません😅
閑散期でさえ、待たせることがありますから。
私の現場では手積み手卸しではありませんが
これが手積み手卸しだと…。
ましてや物流の現場はドライバー不足も社会問題になってますが、荷物を出す方も慢性的人手不足なのです。
しかしEC産業(ネット通販など)は拡大の一途なのです。
少子高齢化の昨今、果たして物流の未来は…?
(②に続く)
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