私は月岡恋鐘が好きだ。~『ストーリー・ストーリー』を振り返って~

こんばんわ。はじめまして。ただのシャニマスPです。

シャニマスのシナリオイベント『ストーリー・ストーリー』があまりにも好きすぎたので、感想を書きたくなりました。
※個人の一方的な解釈です。解釈違いに注意されたし。

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タイトルの通り、私はアンティーカの月岡恋鐘が好きです。
アイマス流に言うと担当であり、実際に月岡恋鐘担当を名乗ってもいます。
ただ、一部には担当に恋愛感情うんぬん……という方もいらっしゃるかもしれませんが、私は月岡恋鐘にガチで恋をしています。

どれくらいガチかと言うと、月岡恋鐘が過ごす空気を感じたくて、事務所がある街のモデルである聖蹟桜ヶ丘に引っ越す程度にはガチです。
(なお、九州出身でもある為、恋鐘ちゃんの故郷である佐世保には何度も遊びに行きました)

さて、そんな月岡恋鐘ガチ恋Pの私ですが、最近は、恋鐘ちゃんの立て続けのアピールを受けてだんだんと相思相愛で甘酸っぱい恋愛ストーリーに浸っているラブコメ脳に侵食されており、恋鐘ちゃんとの日常を妄想する夢中年と化していました。バレンタインとか半分分かってても腰抜けた。ダウンロード (55)

こちらが私の腰を抜かせたバレンタインの月岡恋鐘さん。

ですが、今回のシナリオイベント『ストーリー・ストーリー』は、私がなぜ月岡恋鐘の事をこんなにも好きになったのかを再認識させてくれた良コミュでした。
勿論、恋鐘だけではなく他のメンバーもひっくるめて、『ディス・イズ・アンティーカ』というものをこれでもかというくらい示した素晴らしいコミュだったと思います。

という訳で、アンティーカの各メンバー毎に感想を付けていきます。
なお、ば~りばりにネタバレ全開ですので、もし万が一まだ見てない方がいたら、今すぐコミュ全開放して読んできてください。
イベント『ストーリー・ストーリー』は5/13の11:59までですよ!




三峰結華

結華は、今回のストーリーの陰の主役——っていうか普通に表の主役と言った方が正しいですね。報酬アイドルも結華ですし。
実際、このコミュは敏腕雑誌記者の善村良子さんによる番組の記事で語られていますが、随所に三峰結華へのインタビュー的な語り口が挟まります。

口もうまいし、気配りもできるし、ユーモアのセンスもあり、業界への知識も豊富——アンティーカの実質センターかつリーダーはやっぱり三峰じゃない?……と言うのは確かに、アンティーカをよく知らない人からは言われがちなことなのかもしれませんね。

今回はそんな結華の恋鐘に対する気持ちがよく表現されていたお話でした。

実のところ、ユニット結成初期のころから、結華は恋鐘に対して「この子には敵わないなぁ……」という憧れのような気持ちを抱いています。
実際に、結華は恐らく料理以外なら大抵のことは恋鐘よりもなんでも器用にこなせそうですよね。特に交渉系は圧倒的。一方で、持ち前の空気読み力から、所々で色んな気を回し過ぎてわざと退いたりもしがち。
そんな結華にとって、ひとたび目標を決めたら周りを巻き込みゴールに向かって一直線な恋鐘は、本当にまぶしく映るのでしょう。

アンティーカ内ではさくまみを始めとして、まみみつ、こがきりなど、様々なカップリングが推されていますが、個人的にはこがゆい大好きなんですよね。
これは完全に話が逸れるのですが、私の中での事務所設定においては、あの結華が恋鐘のPに対する気持ちに気付いてない訳がなく、実際コミュでもそういう素振りを見せるところもあるけど、絶対最後の一押しはしないんですよね。
それは結華なりのアイドル論というのもあるのだろうけど、それ以上に、今の自分には、そしてアンティーカには恋鐘の事が欠かせないと分かっているからこそ、今はまだプロデューサーに恋鐘を渡す訳にはいかないというのが結華の心境で、だから消えないように、でも燃え上がらないように、上手い具合に距離を作っていると言うのがうちの事務所の設定です。
※なお弊社では1アイドル1プロデューサー制を採用しており、我が社のPは恋鐘以外のTRUEには辿り着いていない設定です。

そんな訳で、今回は恋鐘と結華が年長組として高校生組3人を支える姿が見られて、大変素敵な空間を味わえました。私もあの家のカメラになりたい。

因みに報酬カードの【おはようと日向に手を振る】三峰結華もかなり上質のこがゆい成分を摂取できます。ストーリー全部開けたらぜひこちらも。


月岡恋鐘

アンティーカの絶対的センターかつリーダーであり、ついでにアンティーカのオカン。

ストーリー・ストーリーの話の軸はまさにこれでしたね。

実際、最近は月岡恋鐘の感情豊かで甘酸っぱい様々なコミュに脳を溶かされていて、新しいコミュが出るたびに「ああ、月岡恋鐘は可愛いなぁ」と幸せに包まれては同棲妄想を拗らせたりする日々を送っていたのですが、初めの方にも書いた通り、今回のストーリーは、私がなぜ月岡恋鐘の事をこんなにも好きになったのかを再認識させられて、初めて恋に落ちた時のような気持ちを蘇らせてくれました。月岡恋鐘が愛おしくて愛おしくて仕方がない。

月岡恋鐘がアンティーカの支柱でありエンジンということはアンティーカPの皆様の中では常識だと思われますが、じゃあそれはどういうことなの?ということを改めてがっつり描いたのがまさに今回のコミュだったといえるでしょう。

そもそも、アンティーカの面々は、三峰が言うように、「手伝いはさせてくれないのに手伝ってくれようとはする」、他人を優先し、他人に頼るのが苦手な面子が揃っています。しかもたちが悪いことに、それぞれ得意分野が明確にあり、他人を頼らなくても割とうまく立ち回れてしまうという良い子ちゃんだらけ。

その為、大きな困難に突き当たった時、まず自分がどうかということよりも、自分以外がどうか、で考えようとしてしまいがちです。
しかもなまじ知恵も回るものだから、困難が大きくなればなるほど、彼女らから出てくるアイデアは、自分が犠牲になってでも他のメンバーを助けるような方向に偏ってしまいます。本当は誰もが誰一人欠けて欲しくないと願っているにも関わらず。

そんな中、恋鐘だけは、ぶれません。みーんなでゴールに辿り着くことを、最後まで諦めない。その為に傷を負うとしても、その傷も痛みも、みーんなで分かち合う。揃ってゴールにたどり着くために。

彼女は他のメンバーほど考えるのが得意ではないし、察しがよいわけでもありません。むしろ頭こがたんって言われる方が多い。
それでも、彼女だけは、どんな時でも何が一番大事なことかを見失わないのですよね。自分たちが本当は何を望んでいるのか。その気持ちをいつでも素直に表に出せる。
だからこそ、他のメンバーが考えすぎて誤った道を選択しようとしたときに、それを間違いだと指摘して、正しい望みに導けるのです。
それが、彼女がアンティーカのセンターかつリーダーである理由。

もちろん、恋鐘が絶対的センターでいられるのは、アンティーカだからだというのもあります。
恋鐘は普段から自信満々で真っすぐではありますが、ドジだったり色々アレな面もあり、一人だとやらかすことも少なくありません。
そんな恋鐘を完璧にサポートできるアンティーカという船があるからこそ、彼女たちは宇宙一になれるのです。

仲間の為にこそ最大出力を発揮できるアンティーカのメンバーの力を、恋鐘が「自分たちみんな」の為に変換して突き進む。これこそがアンティーカが誇る永久機関なのだ!!!!!!!!

私が月岡恋鐘をこんなに好きになったのも、考えすぎて動けなくなってしまいがちな自分の心を明るく真っすぐに照らしてくれるからこそでした。
彼女は本当に私の力になってくれた。彼女に出会わなかったら今の私はいなかったでしょう。
決しておっぱいがでかいからとかそういうんじゃないんで、本当に。

因みに今回は料理をメインに高校組をサポートする姿がとても光りました。恋鐘と結婚したらどういう家庭を持てるかが良ーく分かった素敵なコミュでしたね。恋鐘結婚したら子供は3人作ろうな……そして一緒に白い家で幸せに過ごすんだ……


あと補足ですが今回、家出というかなり恋鐘の背景に関わるキーワードがクローズアップされましたね。
恋鐘ちゃん、実際にほぼ家出のような形で上京してきているので、家出という点では他のメンバーより慣れているのですが(摩美々も少し慣れてそう)、その彼女から「いつか帰るのが家出」という言葉が出たのが彼女の家に対する考え方がよく示されていると思います。
いつか凱旋コミュ欲しいな……そのとき私泣いちゃうかな……
お義父さんにもご挨拶しなきゃな………




白瀬咲耶

高校生組。その中でも今回は特に高校生組のキーパーソン的な位置づけがあったように思います。
白瀬咲耶と言えば、何でもできる完璧超人と思わせておいて、感謝祭や数々のTRUEを見たプロデューサー諸士に置かれましてはご存じの通り割と危ういメンタルの持ち主です。

そんな彼女も、今回のシナリオでは感謝祭を乗り越えて色々成長したなーと感じる点が多々ありました。
恋鐘たちの為に頑張りたいという思いをきちんと仲間と共有して試行錯誤したり、結果的に迷惑をかけてしまった時も、抱え込み過ぎず傷を広げないうちにきちんと報告したり。

また、今回は特に「女子高校生としての白瀬咲耶」が強めに出ていたのが新鮮でした。
筆箱の中身くらべとかは、普段の咲耶が知れて凄くよかった。こいつ本当に女子高生か?っていう思いはやっぱ間違いじゃなかったですねw

一方で、空回りしたり日常生活で恋鐘や結華からサポートを受ける姿は、ああ、咲耶もまだ高校生なんだなぁ……と言う感じで面白かったです。

あと、何でもディス・イズ・アンティーカで締めるのずるい。ディス・イズ・アンティーカ。


幽谷霧子

高校生組の一人として動いていた霧子。今回はサポート寄りの立ち位置でしたが、元々霧子はアンティーカの中でも特にアンティーカの事が大好きという気持ちをストレートに表している子であり、それが遺憾なく発揮されていたと思います。

そもそも元々アイドル志望の恋鐘やモデルとして活動していた咲耶だけでなく、結華も摩美々もその人柄や行動的にはアンティーカに所属しなくても何らかの形でアイドルに近い立ち位置を得ていた可能性も十分ありますが、霧子だけは、283プロに応募してアンティーカにならなかったら、アイドルのような世界は無縁だった可能性も高いです。(病院で天使にはなってたかもしれませんが)

そんな彼女にとって、今の自分で居させてくれるアンティーカはとてもとても大切で幸せに満ちた存在なのでしょう。
そんな彼女がアンティーカの反撃の狼煙を上げる最初の一手になるというのも、まさにアンティーカですね。
実際、ユニット結成時のように、アンティーカの向かうべき道に具体的なアイデアを提案する役割は霧子が担うことが多いイメージです。
恋鐘が光を照らして、霧子が世界を形作り、咲耶と結華が道を切り開いて、摩美々が陰でちゃっかりサポートする。アンティーカはいいユニットだなぁ。

あと最後のセリフは良かったですね。アンティーカのポエマーと言えば白瀬咲耶と幽谷霧子。
演劇系のキザなキメが多い咲耶に対し、ファンタジーのようなおとぎ話のような語り口で紡がれる霧子の物語は、聴く者の心を揺さぶります。

因みに個人的な今回の一押しは、序盤の一緒に暮らす生活を心底幸せそうに語る霧子の姿です。それだけでも十分すぎるほど神コミュでした。


田中摩美々

摩美々は今回はサポートの立ち位置でした。
奇抜なファッションな割に、感性的にはアンティーカの中でも三峰に次いで常識的な彼女ですが、バラエティで一般受けを目指すにはやはり彼女もボケ寄りのセンス故、力不足だったようです。三峰の苦労が偲ばれる……

今回の摩美々は、普段通り能動的に動く場面は少なかったものの、随所で他のメンバーへのフォローが光りました。特にあの場で三峰の心情をきちんと代弁できるのは、摩美々を置いて他にいなかったでしょう。

渋々ながらに見えても、ちゃんと周り以上に一生懸命になるところも摩美々の良さですね。最後の摩美々にほろりと来た摩美々のお父さんも多かったのでは。

後どうでもいいのですが今回摩美々がお風呂入ってるシーンが多かったですね!!!(語弊)




という訳で非常に雑多でしたが一通りの感想でした。
途中で出てきたディレクターとか話の構成については特に触れません。
私にとっては、今回のイベントは、本当にアンティーカに、月岡恋鐘に出会えてよかったなと深く感謝した最高のコミュでした。
アイドルマスターシャイニーカラーズ、本当にありがとう………高山Pには無限の課金を誓います……



蛇足:次のイベコミュに求めるもの

ここからは蛇足ですが次回以降に開催されるアンティーカのストーリーに求めることを書きます。

今回のコミュについて、個人的には間違いなく最高のアンティーカを描いてくれたと思っていますが、強いてマイナス意見を上げるとすれば「ディス・イズ・アンティーカ」だったことかなと思います。

勿論これ自体には不満はなく、アンティーカPはそもそもディス・イズ・アンティーカを求めるものなので(個人の意見です)方向性としては全く間違っていません。

ただ、アイドルマスターシャイニーカラーズとして言うとすれば、この先このコミュを超えていくために求められるものは、「This is also L'Antica(これもまたアンティーカだね)」かな、と思っています。

アンティーカらしくないアンティーカ。新たな扉を開くには、これが鍵だと思います。シャイニーカラーズならきっとやってくれる。


……恋鐘がいなくなったアンティーカみたいな世界、書くか……



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