ヘンリー王子の結婚式をズルいと感じてしまう嫉妬心

岩田です。はてなブログの過去記事転載です。

イギリス王室のヘンリー王子の結婚式に思うこと、

当時テレビでは世紀のロイヤルウェディングなんて呼ばれたりして視聴率もそれなりに良かったのでしょう。

それでホッコリ気分でヘンリー王子かっこいい、メーガン妃美人なんて言っていた人も多いのだと思うけど私はちょっと嫉妬心で見ちゃった...そんな自分が恥ずかしいというか情けないというか。

キス後のメーガン妃の顔に愛が溢れまくっていた、しかも世界中継されながら愛が凄いキスをした、あの瞬間、あの夫婦には二人の愛の世界があったのは誰の目にも明らかでしたね。

私オッサンだけど同じ人間として、あそこまで堂々たる愛を見せつけられるとぐうの音も出ません。そんな気持ちが私のダークな心をほじくり返す...

ロイヤルウェディングはノンフィクション

ヘンリー王子とメーガン妃のロイヤルウェディング、あれを見た時に映画の1シーンのように見えてしまった人はどれぐらいいたのでしょうか。

テレビメディアの見せ方、演出等もあるのだけれど私にはどうしても映画っぽく見えなかった部分があります....つまりは完璧すぎる結婚式。

ヘンリー王子の昔の彼女をよんだりダイアナ妃の何かを匂わせる演出があったり牧師の熱い演説があったり祝福の大歓声があったり強い愛を感じさせる完璧なキスがあったり... 確かに世紀のロイヤルウェディングと呼ぶに相応しい結婚式だったとは思います。

でもねぇ、完璧すぎやしませんかね?

あれって結婚式ですよね?

映画の1シーンではありませんよね?

あれが映画の1シーンのように作られたものであれば私の心にあるダークな部分は表に出てこなかったと思います。「ふ~ん、幸せそうな感じでいいね!」といった映画の感想で終わり。

でもあれは現実、完全にノンフィクション。

ノンフィクションの結婚式であれを見せられてしまうと同じ人間、同じ男として絶対に敵わない存在、あそこまでの愛を得られる王子への嫉妬心が正直いってあります。

映画の主人公をリアルでやる男とその他大勢の男

ヘンリー王子、彼には彼なりの悩みもきっとあるでしょう。
もしかすると私と同じように軽く包茎で湯船でチンの皮をサッとむいて男らしくしている可能性だってあります。

それでも同じ人間、同じ男としてあまりにも差がありすぎる、あんな映画の主人公みたいな事をリアルで出来るのは彼しかいないのではないかと思ってしまう。

そこには「生まれ」ってやつが多いに関係していることだって分かっているし、彼に生まれの選択権が無いのだって分かっています。

私が彼のようなロイヤルな生活を羨ましく思うように、彼もまた一般庶民の生活を羨ましく思っているのかもしれない、

私のようにブログで好き勝手書く、深夜に欲望丸出しにしてカップラーメンを食べる、高いユンケルを飲んでウォー!ってやる、風俗に行く…

生まれが違うのは分かってはいるけどあまりにもかけ離れた人間、それも同じ一人の男を見るとどうにもならない人生ってやつを考えられずにいられません。

映画の世界の愛は作りもの、でもそれを見て感動したりお手本にしたり...その他大勢の人間にとってはそれが普通。

そして現実の愛とは映画のようにはいかないもの、家族愛もあればドロドロした愛もあれば歪んだ愛もある。

それを生中継状態であそこまでの「愛」ってやつを見てしまうと、なんだかズルいと思わずにいられませんでした。

私はきっと歪んでいるのでしょう、いい年こいて情けないオッサンです。

伝説になる可能性

この地球で、もし今の文明が滅びて、そして新たな文明が発祥して、それで前の文明の名残だったりデータだったり文献が出てきちゃったりしたら、ヘンリー王子とメーガン妃の結婚式及び愛は伝説的な物語になるのではないかと妄想しています。

我々今の文明を現実的に生きる人間にとってあのロイヤルウェディングは紛れもない現実、でも次の文明の人間がロイヤルウェディングについて考えたら、それは映画の1シーンと感じてしまうのではないかと思っています。

それぐらいインパクトのある愛、

キス後のメーガン妃のヘンリー王子をみる目は愛が数値化されたような目だったと思うのです。

私もアレやりたいし、やられたい。

どうしようもない嫉妬心全開の記事を最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。

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