アウトレットに色々と言いたい事がある「それって本当にアウトレット?」
岩田です。はてなブログの過去記事転載です。
突然ですがアウトレットのセール、アウトレットのバーゲン、アウトレットのクリアランスセール...
あれ?
アウトレットってそもそもが安く売ってるって事なんですよね?
あれ?
つかアウトレットって本当にアウトレットなんですかね?
あれ?
軽井沢プリンスショッピングプラザ
私がよく行くアウトレットは軽井沢のアウトレットです。
んで軽井沢のアウトレットにあるティンバーランドで靴は毎回買うから何かお徳な情報ないかな?って事で軽井沢アウトレットのサイトを見ていました...
って、あれ?
軽井沢アウトレットって名前じゃななかったけ?
あれ???
私の勘違いだっけ?
という事でリンクを貼ってみると..
あれ?これは一体どういう事なのだろう...
アウトレットの文字はある、しかし商業施設名は軽井沢プリンスショッピングプラザとなっています。
名前が変わったのでしょうか?
それとも昔からこうだったのでしょうか?
私の中では昔からアウトレットモールとの認識ですし、その事について疑ったこともありませんでした。
ということで色々検索すると…
アウトレットなのに定価というか今年の新作みたいなもの売ってるから大人の事情なんだろうなとは思っていました。
でもそうではなかったんですね、知りませんでした。
安く買えれば別にいいんだけど、軽井沢アウトレットに少々の無理を感じられずにはいられません。
ココでは私の好きなティンバーランドが安く買えるからアウトレットって名前じゃないくても別に問題ないです。
そもそもアウトレットって何だっけ?
アウトレット品って訳アリ商品とか残っちゃった商品とかそういう物を安く売ってるって事ですよね、という事でコチラも解説されたリンクを...
昔は傷物とか売ってた
軽井沢プリンスショッピングプラザで「今期新作」みたいな感じで定価で販売されてるのがあるので前々から違和感がありました。
何でもアリって事なんでしょう。
でも昔は傷物商品とか売れ残っちゃったですよ商品みたいのがメインだったはずです。
私としてはそのような商品の処分場とばかり思っていましたし、そのような商品が多かったはずです。
でもよくよく考えてみると、
毎年そんな傷物商品や売れ残り商品ばっかり抱えるような企業ってダメじゃないですか?
やはり企業なら改善してゆく必要があってアウトレットになってしまわないような企業努力が必要だと思うのです。
即ち安く売るという事は利益が減るという事。
でもアウトレットモールは減るどころか増え続けていきました。
いや、もう沢山ある!
...あれ? なんかおかしいな...
これはどういう事なんでしょう?
いや、普通に考えても何かがおかしい、景気がとかデフレがとかそういう次元の問題じゃないような気がします。
最初からアウトレットで売る事を考えているの?
これだけアウトレットモールが沢山出来るということは、それだけ売れるからと考えるのが合理的でしょう。
そしてみんな目的は安く買うって事なんだから元は定価で販売されていた商品って事になります。
...ってこの時点でかなり変
じゃあ最初から沢山売れ残る事を見越した商品を作って定価販売をする、いや、むしろアウトレットに流す物量を考えて商品を作るって事なんですか?
アウトレットで売るという事は本来の意味なら在庫処分的なもののはずだけど、これだけアウトレットが増えるという事は「売れるから」そして「利益が出るから」と考えるのが合理的、そうともなれば定価販売時の粗利率はかなりのもん...という事になります。
定価販売10000円、セールで6000円の商品... これをアウトレットで6000円で売るという事で考えると、6000円販売での利益が適正的な利益と考えるべきなのでしょうか?
いやいや、それもちょっと違うはず。
まだ違和感があります。
だってアウトレットもセールがあるじゃないですか、もうアウトレットのセールな時点で意味不明になりつつかりますが、アウトレットのセール... 言葉はバーゲンでもクリアランスでも安売りでもなんでもいいです。
基本的にはアウトレット価格から更に割引をしますよって事でしょ?
レジにて更に20%OFFとか表示価格より更に30%OFFみたいなやつとか。
こう考えると、定価10000円の商品をアウトレットでセールで4000円で売っても利益が出るという事なでしょう...これはエグイ。
そんなエグさがあるからこそアウトレットモールが沢山出来たのかな?なんて考えてみました。
そりゃ百貨店が売れなくなるわけだ
アウトレットのセールで4000円でも企業に利益が出るとするならば定価で買った人って馬鹿なのでしょうか?
いやいや、最新ファッションをいち早く着こなして目立つとかの要素があるから馬鹿ではないはず。
でもその商品って百貨店では少しでキレイな感じで並べられている状態のその裏側では大量の商品があるって事なんでしょう、きっと。
だってアウトレットに流さなきゃ...ですもんね。
いや...ちょっと待てよ...
これは私の勝手な想像だけど、もしかしてアウトレット用に商品を作ってるとか...
これはあまり考えたくない事だけど、アウトレット用に商品を作ったほうがより合理的になるなのは少し考えると目に見えてる....
というか案外コレが正解のような気がする....
もしコレが正解ならアウトレットって一体何なの?となりかねないです。
そしてこのような疑問がアウトレットに対する違和感の答えのような気がします。
タイムセール
たしか三井のアウトレットでした。
女性向け店舗の店員さんがベルをガンガンならしながら「今から全品半額でーす!」みたな事を店の前で喚いていた光景を目にしたことがあります。
他にもお正月の商業施設で似たような光景を目にしました。
店員さんが一斉に「半額!半額!」とアピールするその姿はかなりのインパクトがあり、そんなの見ると人はその店に吸い込まれていきますよね、買うかどうかは別としてもです。
でもコレも一旦立ち止まって考えてみると百貨店が売れない真理に近いものがあると思う...
だってタイムセールが始まる前に購入しちゃった人はどうなんのよ?ってな話。
スーパーでもタイムセールありますよ、でもそれは時間により価値が変動する生ものって事だし半額シールが付く時間帯だって周知の事実ですもん。
でも店の在庫である洋服の動産的価値が明日に半額になるって事はないじゃん。
それこそ2時間前の誰も試着していな洋服と、2時間後の誰も試着していない洋服に動産的な価値の差があっちゃまずいでしょう。
会社が倒産とかの場合はまた別の話ですけど。
こうなってくるとアウトレットでタイムセールってよく考えると相当狂った世界っぽい....それで利益が出ていたもっと凄い事だし、利益が出ていないなら相当ヤバイ。
いや、もう少し考えると一店舗のスタッフが今からタイムセールを勝手に決めれるわけがないよ...
という事は本部がって事なんでしょうか?考えるのも怖くなってきます。
つまり表示価格の半額が本当の販売価格なのか?という事です。
価値って難しいですね
ものの価値を見極めるってのはホントに難しいです。
とくに洋服はユニクロの出現から色々と価格破壊が行なわれてきたように思います。
これは一般的に言われる衣食住の「衣」の部分、「食」の部分だってワンコインランチなんか当たり前の時代と考えれば破壊されてると思う。
最後に残るのは「住」の価格破壊...
ただ住は土地の価格が激しく変動しないってのがあるから簡単に破壊されないようにも思えるけど、
工場跡地に全部同じ家を建てまくって全部980万ですよ、15年は持ちますよ、お子さんが成人したらもう家いらないでしょwww
みたいな営業をする不動産版のユニクロみたいな感じで、
店舗の中には銀行が出向している融資コーナーとかあったりして住宅ローンの審査も直ぐやってくれちゃってATMも用意されていて手数料を払って直ぐ契約が出来るようなベルトコンベアー方式で。
ついでに出口付近には引越し屋さんコーナーがあったりして...
なんだか自分で書いてて嫌な気分になってきました。
この辺でやめておきます。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
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