見出し画像

はじめに、

日本の銃業界はあまりにも狭く、私の経歴を詳細に記載するとすぐに特定されてしまう為、コンパクトに紹介。


国内装弾メーカーに就職する

メーカーまでは記載出来ないが、クレー射撃用、狩猟用散弾、狩猟用ライフルドスラッグ、射撃用ライフルドスラッグなどの一通りの装弾種の製造を経験している。装弾の設計もとても奥が深いがそちらは記事で紹介予定。
※散弾銃の弾のことを正しい日本語では「装弾」と呼ぶ。
※ライフル銃の弾のことは「ライフル実包」と呼ぶ。
※「装弾」「ライフル実包」どちらも指す言葉として「実包」がある。日本語はややこしい。

猟銃輸入商社の営業になる

一通りの装弾の製造過程をマスターした後、猟銃輸入商社の営業へ転職。全国の銃砲店からの注文やクレームを受け答えるような仕事内容だった。客の質問に答えられない銃砲店からのヘルプ電話、銃に関する質問等々、内容を挙げればキリがない程度の質問を捌きつつ、全国の銃砲店から情報収集、銃についての知識がどんどん入る環境に。

西日本の銃砲店を転々として小売業を経験

西日本の銃砲店を転々としながら、現場の修理や販売を経験する。
正直私が生まれる前の銃の知識等も勉強していたので抜かり無し!と自信満々だった。が、国内に存在しない(あってはいけないw)はずの銃の修理依頼が来るなど、まさに「お客によって成長した時代」だった。笑い話も一番多かったと思われる。

そして現在

銃の業界から少し離れた職に転職しているが、特定されてしまうようなレア職業のため伏せる。。細々とクレー射撃は続けているが、年に数回である。現在の銃砲業界について耳にすることがあるが、まさに「氷河期」である。
円安による価格高騰、少子高齢化の射撃人口減、シューターとハンターによる違反行為で規制が厳しくなる一途の銃刀法、まぁ間違いなく銃砲店は減るだろう。そして猟銃に関する知識や修理の技術も銃砲店と共に徐々に失われてゆく。後世に残せる知識があるならと立ち上がったものは良いものの、私の稚拙な記事で得た知識を悪用する人間が出る可能性は否定出来ない。
後世に残して良いものは記載し、失った方が良いと思われる知識は記載しない、定着してしまった悪い知識は是正する為に工夫して記載、決して銃砲店の売り上げを落とすような記事は記載しない(消費者が泣くような問題のある銃についてはバリバリ記載)という方針で続けていくつもり。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?