見出し画像

Autifyのカジュアルティータイムに参加した話

ひとことでいうと

転職をする意思はないが、Autifyのカジュアルティータイムに参加して学び多かったし楽しかった話です。

参加の経緯

AutifyはAIを用いたソフトウェアテストの自動化プラットフォーム「Autify」の開発・提供をしている会社です。

会社やプロダクトの概要はこちらの記事および動画に詳しくまとめられています。

「Autifyといえば末村さん、末村さんといえば神龍、神龍といえばPuppeteer」などと思いながら、Autifyのブースにフラッと行きました。

「AutifyさんのTシャツ欲しいです。どうすれば貰えますか?」と話しかけたのを機に色々とお話をし、CEOの近澤さんに「ぜひお友達を紹介してね!」と」と言っていただきました。

嬉しかったので真に受けて「よし、お友達を紹介するぞ!」と思い心当たりにLINEし、「デブサミ2日目は近澤さんと、または他社のCEO、CTO、エンジニアとセッション以外にもどっか行ってなにかしよう。失敗したら鳥貴族に行ってふりかえりをしながら飲もう。」と決め、2日目の朝にまずは開場してすぐAutifyのブースに行きました。

前回の実行時との差分を見ることができたり、ステップの番号やタイトルがしっかりついたスクショが並んだりと、これならメンテナンスコストを抑えて本質的な部分に取り組めそうだなと思いました。

「ところでAutifyさんは今回のブース出展でいちばん何を目標にしていますか?『Autify』のユーザー獲得ですか?採用もしくは自社について知ってもらうきっかけづくりですか?私たちは今回のデブサミの裏目標として『他社のCEO、CTO、エンジニアとご飯などに行ってなにか話す』を持っているので、もし何かしらのカジュアルな機会があったら是非参加させてください!」と話してブースをあとにしました。

そしてお昼にこの連絡が

すごいスピード感だ。

お昼の1時間の休憩を兼ねて行こう。

ということで参加しました。

カジュアルティータイム

CEOの近澤さんとCSE(カスタマーサクセスエンジニア)の佐藤さんの2名と、参加者側が私を含めて5名という7名1テーブルでスタートしました。

「ブラックコーヒーでないといけないような暗黙の空気感」などはなく、各々が好きな飲み物を頼みました。

近澤さんから経歴とAutify設立の経緯とデモ実演をしていただいたり、参加者側も名前と今している仕事についてなどを簡単に自己紹介したりしました。

このカジュアルティータイムで気づいたことはざっくり大別すると3つあります。

①ジョブディスクリプションを家で見ているだけでは分からない温度感が存在する。

②「カジュアルティータイム」いいな。

③もし自分が転職活動中だったら。転職活動はする気がないが今後したいこと。

①ジョブディスクリプションを家で見ているだけでは分からない温度感が存在する。

私自身2019年8月半ばに転職活動をして9月末に退職して10月に現職に入社しました。

転職活動をしていた当時のことを思い出してみると、カジュアル面談に参加するかどうか、書類を出すかどうか、もし書類選考に通過したら面接に進むかどうかなどを判断するために毎日食い入るように見つめていたのはジョブディスクリプションでした。

「はあ、自分このスキル足りない。ここは私が応募しても厳しそうだな…」とセルフ門前払いを食らう(応募前に諦めてしまう)会社もありました。

しかし、もしもっと時間が許すような状況であったならば特に、もっとゆるく考えて活動を進めるという方法もあったのかもなと思いました。

当時の私は特にジョブディスクリプションの「必須条件」を自分が満たしているかどうかをかなりシビアに考えていましたが、「必須条件」というのは賃貸の部屋探しでの「個人的に優先度合いが高い事項」と同じような温度感であることもあるのかなと。

部屋探しで「個人的に優先度合いが高い事項」が5個あったとして、「4項目は完璧だけど1項目は当てはまらないね」という物件の内見したら、「その当てはまらなかった1項目の譲れない度」によってはその部屋に決める可能性もある。

同じく部屋探しで「コンビニが近いこと」を「個人的に優先度合いが高い事項」にしていた人がいたとして、「んあ〜この物件は24時間営業のスーパーなら近くにあるんだけどコンビニはないな〜ダメかな〜」という物件を勧めてみたら喜んでくれた。実はニーズは「コンビニ」ではなくて「帰宅時間が遅いから、終電で帰ってきても食品が買えるお店」にあった、ということもあるかもしれない。

それと同じようなことはジョブディスクリプション、特に「必須条件」の項目で起こり得るのかもと思いました。

もし自分がジョブディスクリプションを書く人だったらどうするだろうと思ったものの、何の言い換えも今のところ思いつきませんし、どれくらい必須なのかの温度感をいちいち説明すると文章量が爆発して離脱に繋がり得る気がして難しいなと思いました。


②「カジュアルティータイム」いいな。

カジュアル面談は1対1で行われるものが多いですが、今回のカジュアルティータイムは2対5でした。

性格による部分も大きいかも知れませんが、私の場合は1対1だと「会社側のかたの自己紹介が終わったら次は私、会社説明が終わったら次は質疑応答、あ、質疑応答で聞こうと思っていたことが会社説明で全部出てきた。どうしよう」などと考えてしまい、全くカジュアルに話せませんでした。

今回は自分以外にも参加者がいることで何となく安心感があり、「質疑応答」で「ただの感想のようなもの」を素な状態で話したりできる余裕がありました。

参加人数が多くてテーブルが別れた時の運営はどうするのがベストなのだろう?そうなったら「CEOの近澤さんからお話があったあとに、各テーブルにエンジニアが1人ずつついてコーヒー飲みながら話す?それだとよくある説明会に近くなってしまうか。それともユニファの「スナック洋子」やトレタの「立ち呑みトレタ」のようなスタイルで、「そもそも参加人数を絞って開催する」というのもありかな?それだと開催頻度を上げないとたくさんの人には会えないのか。なども考えました。

デブサミのカジュアル面談についての発表には、つぎのようなものがあります。

カジュアル面談を効果的に行うために
 面談の定義を決めて候補者に伝える
 自社内の共通認識を作る

なるほど、カジュアルティータイムにも適用できそうです。PDCA回しながら定義や共通認識を作るの楽しそう。

カジュアルティータイム、面白いですね。

③もし自分が転職活動中だったら。転職活動はする気がないが今後したいこと。

もし私が転職活動中だったら、企業の求める人物像の各条件の温度感を把握するために、カジュアル面談やカジュアルティータイムを活用して質疑応答の際にジョブディスクリプションの要件についてなどを質問し、どの程度その項目を重視しているのか、私が持っているこの知識や経験が類似であると自分では思っているがどう思うかなどを探るかなと思います。

今後は、自社や他社のジョブディスクリプションに目を向け、どのような職種をどのような文言で募集しているのかを比較してみたいです。ただの興味のために。

また、他社のQAチームや会社自体のフェーズやどのような職種があってどんな想いで働いているのかなども知りたいため、またこのようなカジュアルな機会があったら参加したいです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?