#3 “エミリー・ローズ”
UNCHAIN屈指のアルバム『rapture』は、何度聞いてもその熱量を冷めやらないが、このアルバムのタイトルにもなっている”rapture”には”携挙”という意味がある。
その中身は、キリスト教における”キリストの再臨時に教徒が神と対面する”という考え方であるらしい。
が、正直のところ私のような教養無しには何のことやらさっぱりだ。
神と対面とは言ったものの、本当に神は存在するのだろうか?
お気に入りの祓魔師をコレクションする記事も第3回となった。
今回記事にするのは、悪魔と神の存在を裏付ける一端を担うであろう、実際の悪魔祓いをもとに制作された大変興味深い作品だ。
ちなみに前回、前々回と同様、私自身映画レビューに関してドがつく素人なため、この記事の文章は読むとわかるがめちゃめちゃアホっぽい。
私はいつだってお前を置いていく。お前の理解が追いつくことはない。
わかったらクソ記事を読むのをやめろ。
それでは今回のタイトルを紹介しよう。
第3回では異色の悪魔祓い映画『エミリー・ローズ』をコレクションに追加したい。
1975年にドイツで実際に行われた悪魔祓いをめぐる事件に、基づいた作品である。
悪魔祓いと聞くと大抵の人は、悪魔とエクソシストが対決するホラー映画を想像するのではないだろうか。
しかしながらこの作品、ホラー映画だと思い込んで鑑賞すると拍子抜けなのだ。
それもそのはずで、分類はどちらかというとサスペンスである。
裁判にて証人が話すエミリー・ローズの体験を、我々視聴者は映像で振り返っていく。
つまり主には法廷の論争で映像は進む。
そのためホラーシーンというものが基本的に少なく、苦手な人間でも見やすい作りとなっている。
という所為もあるのか評価は低めの3.5。
私は好きだ。4.5くらいはあげていい。
悪魔に取り憑かれた表現も面白かったし。
そしてこのムーア神父、めちゃくちゃ最高だった。
むっちゃいい奴。
自分の刑期なんてなんでもいいから、エミリーについて正しく証言させて欲しいと弁護士に訴える。
エミリーに対し確かに愛を持って最後まで悪魔祓いを行ったのだ。
こういう愛の物語に、すこぶる弱い。
みんなもそうだろ?なあ……
以降はおなじみ愚行パートだ。好きなシーンを詰めている。
正直見ても何もわからないです。それでは。
また次回
好きなシーン
ベッドの上で悪魔に襲われるシーン
すれ違う人々の顔が恐ろしい化け物に見えてしまい教室を飛び出し教会へ雨の中走るエミリー
教会で目を血走らせイナバウアーしてるエミリー
何も食べられないエミリー「空腹なのに悪魔が食べさせてくれない」
添い寝してたジェイソンが起きたらエミリーがベッドの外で変なポーズして固まってた
家中の壁を引っ掻き、蜘蛛を食べ、発狂するエミリー
ラテン語か何かでエミリー(悪魔)と神父が話すシーン
エミリーがピアノでセルゲイ・ラフマニノフの「前奏曲 嬰ハ短調」を弾いているのを見つめる神父
法廷で悪魔憑き研究家が喋る「悪魔祓いの儀式は人と憑き物を断ち切る脳の働きを頼りにしているが、ガンバトロールの服用で脳が陶酔して反応できずエミリーは死んだ」
エリンが拾った金のロケットにエミリーのイニシャルであるECBの文字
夜中の3時に目覚めたエリン、翌日神父の証言で「3時は悪魔が活動を始める時間である」と言う
10月31日に行なった悪魔祓い「ハロウィンの夜に悪魔の動きが活発になるので誘き出せないかと考えた」
悪魔祓いを録音したレコーダー
ロープの高速を振り払って父親をぶん殴るエミリー「人形とキスと十字架と願い」「そんなもので娘が救えるとでも?」
「123456」「トリックもトリートも両方やるよ」
猫が集まって神父に飛びかかる
納屋でエミリーと最終決戦
体が焼けるように暑く、脈が180もあるエミリー
祈りを唱えられ繰り返す「123456」ドイツ語でも言ってた、多分ラテン語かなんかでも言ってた
「一人じゃない」「六人いる」と叫ぶ悪魔
悪魔祓いの証人となってくれる医者が悪魔に取り憑かれ車に轢かれて死んだ
エミリーの傷は”聖痕”(十字架にかかったイエスの傷と同じ場所に現れる傷)
エミリーを愛した神父を信じてください
有罪であるが、刑期は本日で満了とする