林 香林

一次創作小説用アカウントです。 日常の隙間にひそむ、少し不思議な物語を書いてます。 息抜きにたまにブロマンスも書きます。

林 香林

一次創作小説用アカウントです。 日常の隙間にひそむ、少し不思議な物語を書いてます。 息抜きにたまにブロマンスも書きます。

最近の記事

  • 固定された記事

「竜宮」創作大賞2024応募作品

#創作大賞2024 #ファンタジー小説部門 あらすじ 宇宙空間を観察していた男が、ある時謎の周波数を発信している異物を見つける。これから休暇期間に入るにもかかわらず、上司命令で男はその異物の観察をすることになった。 男が現地に飛ぶと、不思議な翼を持つ「彼」に出会う。男は暇つぶしがてら、彼の観察をしながら話し相手になることにした。 彼は物質を採取するために、遠いチキュウから小惑星を訪れていた。そのミッションを傍らで見守りながら、男は彼と交流を深めていく。何にも興味を持てなか

    • 傘をどうぞ(短編小説・秘書と専務シリーズ2)

      【あらすじ】 秘書×専務シリーズ2。幼馴染。ブロマンス風味。お気軽会話劇コメディ。 ビルの高層階の一室。男は仕事に集中できないのか、午前中だけで何度も秘書の名前を呼び間違えていた。その日、専属秘書の榊は見合いで休んでいた。  高層ビルの上階。今にも水滴を零しそうな重い曇り空が広がっていたが、男は気にすることなく目の前のパソコンを睨んでいた。 「榊󠄀、この資料……」  声に出してから、はたと気付く。 「専務」  返事をしたのは名前を呼ばれた榊ではなく、女性秘書だった。 「本日

      • お子様ランチ(短編小説・秘書と専務シリーズ1)

        【あらすじ】 秘書×専務シリーズ1。幼馴染。ブロマンス風味。お気軽会話劇コメディ。 ビルの高層階の一室で物思いにふける一人の男。別れた元恋人から連絡があり、昔のことを思い出していた。男は自分の秘書を呼び、その当時食べた想いでのものを用意させる。  高層ビルの上階。はめ殺しの大きな窓から見えるのは空とコンクリートの森ばかりで、喧噪は聞こえてこない。静かな部屋だった。そんな景色を眺めながら、男は神妙な顔で呟いた。 「あれをもう一度食べたい」 「は」  返事をしたのは、男の秘書で

        • 次の応募もがんばるぞー

          今年の春に応募していた小説大賞なんですが こちらは残念ながら一次も通過しませんでした。 箸にも棒にも掛からないかあと、 一瞬ちょっと落ち込んだりもしたんですが わりとすぐ復活しました。 いちいち落ち込んでたら書けないですしね。 二次創作と違って、一次創作はメンタル強くないと やっていけない気がします。 体感ですが。 二次創作は、基本的にそのカプ(あ、私腐女子なので)が 好きな人は探してでも読んでくれるし 何より土壌が優しいんですよね。 応援がとにかく温かい。 長い事一

        • 固定された記事

        「竜宮」創作大賞2024応募作品

          バレットジャーナル再開したので好みのノートについて考える

          久しぶりにバレットジャーナル再開しました。 前にやってて数年続けてたんですが、途中から面倒くさくなり、ルール関係なくアイデアノートに変えたんですよね。 アイデアノート自体は昔から書いてたので、そっちに戻ったというか。 スケジュールはスマホアプリを使ってるので、とくに問題なくやってたんですが、アイデア以外もやっぱり書きたいなと思って、何となくまた始めてみることにしました。 小説用のアイデアノートは引き続きまた別にあります。 元々バレットジャーナルをはじめたきっかけは、既存

          バレットジャーナル再開したので好みのノートについて考える

          応募作品読んでくださりありがとうございました!

          note創作大賞、受賞された皆様本当におめでとうございます🥳✨ 個人的に中間選考で「竜宮」選んで頂いたのでとても満足です! いい経験出来ました〜! 読んでくださり、スキやコメントも本当にありがとうございます✨ これからもnoteでちょこちょこ作品アップしていきたいと思います!

          応募作品読んでくださりありがとうございました!

          創作大賞中間選考通ってました!!

          創作大賞2024ファンタジー小説部門で 中間選考通ってました!!! ありがとうございます!!! マジか!!! めっちゃくちゃ嬉しいです!!! ファンタジー小説部門 『竜宮』林香林です。 はわ…ありがとうございます!!!

          創作大賞中間選考通ってました!!

          シュウマツ 3(短編小説・最終話)

          あらすじ 陽射しに映える明るい建物が多い観光地のとあるカフェに、全身真っ黒な服をまとった陰気な男が訪れる。仕事や観光で訪れたわけではないその男は、カフェの常連になる。どこか不思議な雰囲気をまとう男に、カフェで働く主人公は興味を持つ。彼が興味を持ったのはその風貌だけでなく、男が身に着けている腕時計だった。全3話。 シュウマツ 3(最終話)  古い木材を使った、板張りのテラスをギシギシと音を立てながら進む。音に気付いた男が、顔を上げた。俺の顔を見て、少し驚いた顔をした。いつ

          シュウマツ 3(短編小説・最終話)

          シュウマツ 2(短編小説)

          あらすじ 陽射しに映える明るい建物が多い観光地のとあるカフェに、全身真っ黒な服をまとった陰気な男が訪れる。仕事や観光で訪れたわけではないその男は、カフェの常連になる。どこか不思議な雰囲気をまとう男に、カフェで働く主人公は興味を持つ。彼が興味を持ったのはその風貌だけでなく、男が身に着けている腕時計だった。全3話。 シュウマツ 2  ひと月を過ぎる頃には、俺は個人的に男と挨拶をするようになった。 「今日は少し暑いですね」 「昨日は南風が強かったですね」 「夜から雨が降るよう

          シュウマツ 2(短編小説)

          シュウマツ 1(短編小説)

          あらすじ 陽射しに映える明るい建物が多い観光地のとあるカフェに、全身真っ黒な服をまとった陰気な男が訪れる。仕事や観光で訪れたわけではないその男は、カフェの常連になる。どこか不思議な雰囲気をまとう男に、カフェで働く主人公は興味を持つ。彼が興味を持ったのはその風貌だけでなく、男が身に着けている腕時計だった。全3話 シュウマツ 1 「あの黒紳士、また来てるんだね」  出勤したばかりの同僚から耳打ちされる。俺は手元は動かしたまま、目線だけを該当の男に向けた。  一番奥にある小さ

          シュウマツ 1(短編小説)

          「夏草や」13年ぶりに震災後の故郷を訪れた

           幼い頃から見慣れていた太平洋は、あんな色だったと思い出した。灰を含んだくすんだ青色。あれが私の知っていた海の色だった。  旅をして色んな海を見るようになったが、懐かしいと思うのはこの海の色だ。  今年の6月のある日、家族でかつて住んでいた故郷を訪れた。十三年前、東日本大震災の被害に遭った故郷だ。原発からは二十キロの辺りにあった。  高速道路を下りて国道に入る。昔海沿いを走っていた国道は山側の高台に移動されていた。車の中からは海は見えず、見えても遠くにしか見えない。旧国道

          「夏草や」13年ぶりに震災後の故郷を訪れた

          ぐも→林香林 名前変えました

          久しぶりに書いてます。 最初「ぐも」でnoteのアカウントを作ってたんですが 一次創作で使っている「林香林(はやしかりん)」に名前を変えました。 ちょっとギリギリなんですが、創作大賞に応募しようと思い 合わせて名前も変える事にしました。 あと、こちらで一次創作の小説もアップしていこうかなと思ってます。 なんか皆さんの見たら、話数分けてるようなんですが とりあえずよく分からないので一気にアップすることにしました。 いまだに使い方よくわかってない!

          ぐも→林香林 名前変えました

          おた活はマイペースにすると決めた

          二次創作の話。 最近イベント近づいてきて、タイムラインがお祭りで見ているだけでとても楽しいです。 同人誌を作るのは本当に大変だし、イベントにサークルで参加するのも本当に大変です。 皆さん、貴重な時間と大切なお金と、命を削って作るんですよね。 それが同人誌。 仕事しながら子育てしながら、その中で時間を作って活動している方をよく見かけます。 皆さん本当にえらい。えらいよ…。 私はこの冬の終わりくらいから活動ジャンルが変わって、今はその新しいジャンルにいるんですが、ちょこちょ

          おた活はマイペースにすると決めた

          ゆるく書くので

          昨日初めてnote書いたんですが、 他の方の「はじめまして」の記事をいくつか拝見してたら なんか色々できるんですね。目次?とか。 皆なんで最初からそんなにできるの…。 私今日初めて知った(素人すぎる) 使うかな~。どうだろ。 そんなにちゃんとしたの書かないと思うし(諦めが早い) ツイッターの延長線上の、なんか独り言用なので。 (ツイッターと言い張るよ) ちなみにインスタのようなキラキラしたのはやってません。 今はツイッターアカウント ●二次創作用 ●一次創作用 ●鍵(

          ゆるく書くので

          はじめまして、note始めました

          初めまして、ぐもと申します。 何となく思い立ってnoteを始めてみました。 そしてよくわからないままとりあえず書いてます。 まあ、何とかなる。 一次創作と二次創作で小説を書いてます。 作品もアップできるとの事で、そのうち一次創作はアップするかもです。 一次創作では、日常と非日常のあわいに潜む ちょっと不思議で切ない物語を書いてます。 二次創作は腐向けカプの話です。 カプは置いといて、オタクの話もしたいかなと思ってます。 あとnoteの見出しの画像キャンバで作れるのすご

          はじめまして、note始めました