舞台46番目の密室 初日・3日目

初日10/15公演拝見して、そのあと18日の昼夜公演(4公演目と5公演目)を拝見しました。

18日夜公演見終わって、え、良い作品だこれは、、、、、、の気持ち、

最後の一連、アリスの歌から火村とアリスのシーン、石町の独白までギュルルルンの迫力と緊張感、
最後のスクリーンの文章使った演出と白樺の林と雪のなか静かさとやりきれなさとを美しく収束させるラストシーン、
え、めっちゃ良い構成と演出やん
アリスの最後の歌、好きだ…

15日初見の時は原作読まずに見ようと思って見て、そのあと原作読んで18日に見たから見え方違うかったと思うけどもはや今となってはわからんけど、あの小説の舞台化としてめちゃくちゃすてきなことになっていると思いました。

当たり前のことかもですが、密室推理小説、というテーマをしっかり観客にみせて(真壁の歌で始まる構成しかり)、かつ説明的なところはなく、というか犯行現場の捜査シーンはアリスと火村のやりとりで魅力あふれており、
屋根の上のシーン(18日昼公演のとき、滑り落ちそうになったアリスに火村が「気をつけろ!」て言ったらアリスがそれになぜか「気をつけろ!」て返して「お前だよ!」って火村が返してて台詞うろ覚えですが、かわいかった、夜はアリスは気をつけろは言ってなかったと思う)も階段のシーンもめっちゃかわいい、、幕前で二人が9個謎歌い上げるシーンめっちゃかっこいい、ああいうの102回くらい見たい、いい声なんだよ、ほんとに、♪ななつ!♪つって歌い踊ってくれるからね、メロ、
アリスが各人の動機について考え想像してしまう箇所は各キャラクターが歌い上げることで(編集者どうしの諍い、母と娘の間の関係、光司の動機)見どころになってるし、事件が起きるシーン(アリス殴られて倒れるところ)の舞台上の画もめっちゃ良い。
舞台の真ん中で倒れるアリス、炎と、浮かび上がる登場人物たちの姿。

(蛇足ですが上手前方で見た回、周り4人くらいの方が、そのシーンでスチャ…てオペラグラス構えておられて、スチャ…のタイミングめっちゃ揃っていた、美しい気絶シーンでしたねたしかにね)


舞台を見ることがあまり無いので、比べてどうこうは全然わからないですが、18夜公演見て、幕上がって、終盤に向けてだんだんアリスと火村たちの世界が濃ゆくなっていくというか、中盤らへん、そこにアリスおるな、みたいな
すごくいいライブ(ロックバンドをよく見に行くので)を見ているときに、こうだんだん現実とは思えないくらい世界立ち上がってきて最後のほうちょっと次元変わってた、みたいに感じる時があるのですが、この舞台でも似た感覚になりました。
アリスと火村のやりとりの演技が、いいよなあ〜〜🥹

私は矢田さんの演技を拝見したいなということで観劇し始め、2時間15分のうちかなりの時間矢田さんを見つめており、全体を、は見られてはいないですが、そんなことなどを思いました。
やたさん、めっちゃ魅力…?と思っているときにちょうど主演舞台が発表され、なんと素晴らしいタイミング、行くわよ、というわけで、魅力かもってか魅力、、、、、、、かもじゃない…

矢田さんも井澤さんも魅力魅力、
カーテンコールで、一旦、え、かわいんだけど…になります脳内すべてが 
作中ふくめかわいい日替わり箇所(自分が勝手にかわいいと感じているかっちり決まってない箇所という意味ですが)もまとめたい見に行ってない日のやつも知りたい

え!!
ていうか最後のシーンめっちゃ良くないですか?
良いです、下手側で見るとアリスが火村からライターひったくってる(18日夜はそういう風に見えた、火村の右手からアリスがぐいって)のもタバコ覆って火をつけるアリスもよく見えた、かっこいい、、、、、、静かに終わりに終着するあの感じ。

見に行ってよかったなあ、
また千秋楽あたりも見れるので、楽しみです!🥹たのしいね🥹




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