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カシオレと天気の子

ゆうべカシオレ飲みながら天気の子を見たので感想を書きます

結論から言うと私はつまらなかった(!)

登場人物誰にも感情移入できなかったし行動の意味がわからないからイライラした…

なんかこう、あんまり好きなタイプではないひとの恋愛話をえんえん1時間半聞かされた気分。モヤモヤ。

映像のきれいさがまた、その、『共感できない物事をめちゃくちゃ美化して興奮気味に一方的に喋られてる感』が強くてなんかなあ…って思ったわ。まだもやもやしている…RADWIMPSもそれを強調している…(RADWIMPS大好きなんだけど基本的に世の中は俺の恋心によって綺麗にしか見えない、って感じの歌…)

『君の名は』は好きだった。

面白いなって思った。

同じ、少年少女が出会って奇跡を起こす話だけどあっちは少年少女に『消えてしまう町を救う』っていう目標があって、協力してみんなを助ける→恋が燃え上がるんだけど『天気の子』に出てくる子は基本自分の利益しか頭になくて、一人立ちする理由も曖昧で(いまの状況があんま気に入らないとかフワッとした理由で犯罪行為もしちゃうしそのあと別に反省してない)

なんか普通にその無邪気さと後先考えてない感じがこわかった。現代っ子こわい。

私はフィクションはとくに登場人物が公平でモラルある子じゃなきゃだめ、ていうのは無くて『非常識で違法行為満載でも面白ければOK』なんだけど、『天気の子』は非常識さと違法行為がぜんぜんエンタメになってなくて面白くなかった…

どういう風なら面白いと感じたのかな?って考えて、

二次創作っぽくメモ。

・まず主人公の家がやばばである→虐待受けてたり家にいちゃいけない状況だったりする

・ヒロインがヒトではない(そもそも空のひとであったりする。いなくなるのは迎えが来たから、かぐや姫的な感じ。それで主人公と最初は距離置くけど徐々に打ち解けていく)

なら好きだったかも。

バイト先の上司の小栗旬は実は主人公の親戚。とか、児童保護とかのボランティアのひと。

なら倫理的にもなっとくいく。

あと、天気変えるのに金銭もらったならそれ返さないと。まとめて神社に寄付しよう。無料でひとの役に立ったなら空のお魚さんたちも『ただ働きもアレだから地上で暮らしてもいいよ』って言ってくれるかも。からのヒロイン帰還のハッピーエンド

[愛にできることはまだあるかーい?〕

あるある!!(コールアンドレスポンス)


これなら楽しかった!私はこれなら楽しかった。

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