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何かの風が吹いた〜経営者への憧れ・後編〜

成功という言葉を使うのは気が引けますが、

ビジネスにおいて、私は「チャンス」
を嗅ぎつける力が高いかもしれません。


私にとっては、心のざわつきが
「チャンスサイン」でもあると思います。


経営者の方に出逢って、経営者と
いうスタイルに憧れを持ち、

モヤモヤした気持ちからも解放されたい!
と思っていたあの頃。


化粧品販売にモヤモヤするだけでなく、
心のもっと奥底では、ざわつきがありました。


そのざわつきが「環境を変えろ」
「行動を起こせ」と言っているようでした。


私は、無意識に自分の心の奥底に耳を
傾けていたようです。


そんな思いの中、年始早々にふらっと
通りがかったネイルサロンで

ふと目にしたチラシを手に取りました。

なんとなく眺めたそのチラシに、
ネイルスクールの生徒募集案内が
載っていました。


私はそれを見た瞬間、ハッと目が
覚めたような気持ちになり、

すぐにネイルスクールへの入学を決めたんです。


なぜ迷いなく入学を決めたかというと、

そのサロンが、以前のブログでご紹介した、

仲良しの先輩が行ってらっしゃる
サロンの系列店だったからなんです。


たまたま通っただけなのに、
先輩の通うサロンに出逢った。


そして、それは、ネイルサロンの
存在を私に教えてくれたきっかけのお店。

その偶然に何か導かれるものを感じ、
即決したんです。


この一大決心こそ、ネイルサロンの
経営者になる道を歩み始めた瞬間でした。


スクールは週に1回でしたので、
さっそく会社には休み希望を出して通学を始め、

さらに退職願いも出しました。

当時は会社の寮に住んでいたんですが、
2月には寮を出て、家を借りました。


貯金もろくにないのに、
一気に不安定な環境に追い込む私(笑)。


今がチャンス、タイミングが来てる!
とかきたてられるものがあったんです。


仕事への疑問、経営者との出逢いと憧れ、
ネイルスクールとのめぐり逢い。

私の頭の中には、ネイルサロンの
経営者になるというイメージが
膨らんできていました。


でも、この選択に対して、
当時の上司からも、経営者を目指す
きっかけをくれた方からも、


私は相当バカにされました。


安定を捨てるなんてもったいない。
ネイルなんかで食べていけるわけがない。


ネイルスクールに通ったって、
経営者になれるわけがない。
経営はOLのままごとじゃない。

散々な言われようでしたね。


面白いぐらいに周囲から冷たい目で
見られても、私の想いは変わりませんでした。


このタイミングを逃すわけにはいかない。
私は経営者になる。


何かの風が吹いたんです。
潮目が変わる実感がありました。


今思えば、ちょっとリスキーな
判断だったかもしれませんが、


やっぱり行動を起こしてよかったです。


そういえば、この時、親だけは
見守ってくれてたんですよね。


親って、すごいわ。
向こう見ずな娘を信じてくれて、
ありがとう。