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職場の空気を劇的に変える たった2つの方法

はじめに

-人間関係、長時間労働、低賃金労働、休日出勤。 
現代社会で提起される労働問題解決のカギは、たった2つの方法にあります

私事で恐縮ですが、私は先日、某社から某社へ転職をしました。現在は、新しい業務に慣れようと職場で奮闘する毎日です。

転職をすると、前職での経験を踏まえつつも新たな職場環境で働く中で、思いもよらぬカルチャーギャップに遭遇することが多々あります。カルチャーギャップと一口に言っても、それが好ましいギャップであるのか、好ましくないギャップであるのかは様々です。しかし幸いにも、私個人としては、良い意味でのギャップに遭遇することの方が多いように感じられます。

勿論、私が前の職場に対して並々ならない恩義を感じていることは言うまでもありません。とは言え、ほんの僅かに風通しの悪さや働きにくさを感じていて、それが転職に繋がったことも事実です。

私が今感じている好ましいカルチャーギャップとは、こういった働き方や風通しに関わる部分が多くあります。もっとハッキリと言ってしまえば、転職したことによって労働環境が良くなったと感じています。

転職したことは、私が働きやすい労働環境について考える一つの契機となりました。「前の職場と今の職場は、いったい何が違うのだろうか…?」

そして、私は独自の分析を通して、労働環境を改善する秘訣は、

あるたった2つの方法 -method- に隠されていることに気が付きました!

私はすぐさま、この方法 -method-を多くの人に伝えなければらないと、使命感にかられました。

なぜなら、その方法 -method- は、考え方さえ知っていれば、誰にでも実践可能な内容であったからです!

私はこの方法 -method-に気が付いてから、それを伝えることで多くの職場環境が改善された例を夢の中で見てきました。そしてその中で出会ったマネージャーや管理職は、必ずしもマネジメント能力に長けた人ばかりではありません。むしろ管理や人間関係に苦手意識を持っている人の方が多い印象でした。

マネジメント能力は、ごく一部の人にだけ与えられた才能やセンスではありません。勉強やスポーツと同じように、正しい方向に努力することで誰もが身につけることが出来る能力なのです!

本文の目的は、誰でも実践出来る『職場の空気を劇的に変える たった2つの方法 -method-』を伝えることです。

本文が、多くの職場の労働環境やマネジメント方法を改善する一助となり、労働に悩む多くの人の救いになることを祈っています。

方法①見出し

いきなり、「えっ!」と驚いた人も多いことでしょう。無理もありません。一般的に部長と言えば、課長以下役職者を怒鳴りつけることで広く認知されています。ところが、私が現職で部長が怒鳴っているところをカウントしたところ、なんとその回数は驚異のゼロ回です。
前職のペースで数えようとすれば、今頃手の指を全て使い切って靴下を脱いでいる頃ですから、大きなカルチャーギャップに最初は戸惑いました。

しかし、思い込みを一度全て取っ払って考えてみると、これは極めて合理的な取り組みであることに気が付きました。第一に、部長が怒鳴らないことで部内全体のモチベーションが向上します。なぜでしょうか。答えは、部長に怒鳴られないからです。そしてそれだけに留まらず、叱られる時間が単純に無くなるため、その分業務を効率的に進め、社員は早く退社することが出来ます。
その結果仕事に前向きになり、仕事のクオリティも向上し、モチベーションが再び高まる… 部長が怒鳴らないことによって、職場には思いもよらぬ好循環が生まれます。

モチベーションサイクル

種を明かしてしまえば当たり前のように思えるかもしれませんが、これはコロンブスの卵です。怒鳴らない部長など他の会社にはそう多くいないでしょうから、現職の部長が自ら考えて、初めて実践したのでしょう。
こう言った成功体験が広く知られ、他社にも早く導入されると良いですね。

方法②見出し

それはある日曜日、経済新聞を読みながら私が2杯目のコーヒーを口にしている時のことでした。

フィンランドのヘルシンキで購入したコースターにマグカップを置くと、私のスマートフォンが新たな通知を受け取りました。画面をのぞき込むと、そこには、社内で使用している某SNSのグループからの発信が大きく映し出されていました。

私の顔色は一変しました。過去の経験から、きっと上司からの叱責に違いないと感じたためです。(運が良くて業務連絡だと思いました)

観念して、恐る恐るスマートフォンの画面をタップをしたところ、私の期待はこれもまた良い意味で裏切られました。画面には、上司の飼っている猫の写真がデカデカと表示されていたのです。

意図が分からず、最初は「仕事も覚えていないのに、我が家の猫よりも漫然と生きていますね君たちは」といった趣旨の暗喩ではないかと訝りました。しかし、熟考した末、どれだけ待っても後に続くコメントが投稿されないことから「上司は単に飼っている猫を自慢したかっただけだった」という驚異の結論に至りました。

今のは余談ですが、現在の会社で休日に上司からの叱責連絡が来たことは一度もありません。
これも非常に大きなカルチャーギャップを感じた瞬間でした。

これはあまり知られていませんが、休日に社員を叱責しなければ社員のストレスは大幅に軽減されます。また、機関の調査によれば、休日に業務連絡をしないだけでも、社員の気持ちがリフレッシュされて、労働意欲につながるという結果も出ているようです。

これは専門用語で「一般常識」と呼ばれています。そして、必ずと言っていいほど、社員のモチベーションが高い企業にはこの「一般常識」が導入されているのです!

改めて、時代に即した制度を取り入れることの重要性に気付かされるような体験談でした。


さいごに

いかがだったでしょうか?

以上が、『職場の空気を劇的に変える たった2つの方法 -method-』です。冒頭に伝えた「誰にでも出来る」といった触れ込みについても、納得出来る内容だったのではないかと思います。

しかし、これだけ簡単な方法 -method-であっても、いざ現場に導入しようとすると、尻込みしてしまう人も多いかもしません。

「会社で部長が叱らなくなったら、部長の仕事がなくなってしまう…!」「一般常識なんて、今の会社に導入する余裕がない!」

勿論、新たな制度には新たなトラブルがつきものです。しかしここが本文で最も伝えたい部分で、新たに発生する諸問題には、同じく新たな解決方法があります。上の例であれば、

新たなトラブル

など、解決方法は様々です。

重要なことは、知った方法 -method-を行動に移して、新たな問題解決の手段を考えることなのです。


そして、杞憂かもしれませんが、もしや筆者は前職のことを好意的に思っていないのではないか、と勘違いする人が中にはいるかもしれません。しかし、それは大きな誤解です。証拠として、私の自室のベッドは南側を向いています。前の職場は私の家から見て東北東の向きですから、私が職場へ足を向けて寝ていないことからも、前職への敬意が隠しきることが出来ません。

しかし、それだけでは根拠に乏しい気もするので、前職の良かった点を列挙して本書の締めくくりにしたいと思います。


優れているところ











おわり


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