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Evernoteから他アプリへ移転したら快適だった


1,Evernoteのいま


 以前までは本当に快適だった。どこからでもリアルタイムにユーザーインターフェースも素晴らしく、直感的にスマホからでもウェブからでも利用することにストレスもなかった。

 ぼくはパスワード集をEvernoteへ全て集約していたので、20代から積み重なった膨大なデータは、当時職場の先輩から「クラウド管理できるEvernoteが最高」の一言を信じて2023年12月まで使い続けてきた。

それなのに・・!

無料プランの改悪ぶりがさすがにひどい。これはない。全く使えなくなった。詳細は個々に調べてもらいたいがざっと以下のとおり。

2008年に始まったEvernoteは、2010年に日本語版が登場したことで国内に広まり、2013年には日本のアクティブユーザーが全世界の2割を占めていたとのこと。2022年時点の全ユーザー数は2億5000万人以上。

2016年には利用できる端末数を2台までとするなど、過去にも無料プランの機能を制限したことはあるものの、ここまで大幅に提供内容を変えるのは初めてという印象を受けた。

無料サービスの内容が変わること自体はよくある話だけど、Evernoteに特筆すべき点があるとすれば、かつて無料と有料を組み合わせた「フリーミアム」の成功事例とされていた時期があったこと。

こうしたサービスでは、新しいユーザーを獲得することで増えるコストが無視できるほど小さいことから、基本的な機能は無料で提供し、ごく一部のマニアからお金を払ってもらうだけで事業が成り立つとされている。

しかも、その無料サービスは単なる試用版ではなかった。Evernoteの場合、無料プランで保存できるノートの数はこれまで「10万」で、アップロードできる容量は有料プランより小さいものの、「月間60MB」と月ごとの制限になっており、テキストを中心にときどき写真を加える程度であれば、無料のまま使い続けることができたのが凄すぎた。

しかし、、

近年のEvernoteは赤字が続いていたと報じられている。2023年1月にイタリアの企業が買収し、2023年6月には本拠地を欧州に移転。米国を拠点とする従業員のほとんどを解雇したことを発表しています。

もうだめだね・・・。ノートの数50なんて全く持って足らない、、この段階で移行を決意。


2,ではどうするか?

結論だけ言いますが、
「Google keep」でOK。
いろいろさんざん調べてここに行き着いた。

選定基準が人によって違うと思うからそこはちゃんと列挙すると、
・従来どおり無料で使えること
・パスワードくらいなら永久に使えるだろう容量があること
・ユーザーインターフェースが今どきなこと
・潰れないサービスなこと
これらを追求した結果である。


3,Google keepとは

・Google Keepの特徴
(1)色分けしてメモを残せる
(2)マルチデバイスに対応

・Google Keepの機能・使用感
(1)メモ機能
付箋のような形でメモを残すことができる。一言メモや簡単なチェックリストの作成に向いている一方、Evernoteで長文をまとめていた方には使いにくい恐れがありだけど、パスワードレベルなら十分。
(2)ラベル機能
Google Keepはフォルダでの分類機能はなく、ラベルでメモの種別を判別している。だからEvernoteのタグ機能に慣れている方は使いやすい。

・Google Keepの料金体系
Googleアカウントがあれば無料で利用できる。

Google Keepの詳細はこちら




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