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ギター紹介動画について

昨日の記事はちょくちょくいろんな人に見てもらったようで、また色んな人に共感していただいたようで。

やっぱりみんな同じこと感じてたんだなぁと改めて思いましたし、今後の動画の見方や出し方を考えていくきっかけになればなぁと思っております。


機材の話ついでに、ギターについてもこの際言っておこうと思って、最近すこしバズっている動画から。


この動画、結局のところ

・違いはあるけれど好みの差程度

・どちらも良い音

・SE大健闘

まあこんな感じの動画になっています。


聞いている音がライン出力で、しかも本人たちもヘッドホン聞き分けですからね。


これが1番の理由だと思います。


アンプの爆音ともなれば、木の響きやパーツの金属の響きなど、電気信号以外の要素が大きくなってきますが、ライン出力だと、ギター本体に於いてはほとんどピックアップ次第になってしまいます。

使ってるその他の機材が良ければ、そのピックアップの要素も更に小さくなるので、安いギターでも充分!という結論になりやすいです。


事実、レコーディングではミュージシャンも廉価モデルを使うことも多いですし、良い意味でも悪い意味でも個性が強いギターだと、後々ミキサーでイコライジングするのが怠かったりするので、没個性的なギターを使ったりすることもあります。


結局のところ何が言いたいんだというと、


・動画を見たくらいで音云々は決めてはいけない

・値段に見合った音の違いは、実際にアンプで弾くと、ちゃんとある

ということです。


なんかこう書くと、すごい偏屈なアナログハイエンドおじさんみたいですね笑笑

ギターは30万以上からだー!

真空管アンプで出さないとダメだー!!

みたいな人いますよね笑笑


全然私はそういうつもりはないですし、デジタルはやはり便利ですし、進化も素晴らしいので積極的に取り入れていきたいと思っています。


ただ、上記の動画のような意見はある1側面での見方でしかないということを理解してないと、拡大解釈されたり、曲解する人もまたいるのも事実なんです。


動画の意見の極論になると、

ギターは値段もメーカーも形も材も、みんな好み程度でほとんど変わらん


という意見になってしまうことに警鐘を鳴らしたいだけです。


こうやって興味を惹かれるように色んな動画をあげることは素晴らしいと思いますが、それが全てだという風に思い込まないよう注意していきたいですね。

自分自身の体験や自分の体感した事が1番の正義になるよう、楽しい機材選びをしていきましょうね。

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