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タイトな音を求めて

昔からメタル系では、一定数タイトさを求める層がいますね。

最近ではDjent系と言われる方々、昔だとスラッシュメタルの方々なんかはザクザク、キレキレなサウンドを求めて色々と試行錯誤をしていました。



ギター本体に対しての対応策では、最もポピュラーなのが、


ゲージの太い弦を張るというものですね。

弦は09もしくは10から42ないし46辺りが最もポピュラーですが、


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こんなのを張る方も結構いましたね。


これでダウンチューニングなら分かるのですが、レギュラーチューニングでやるもんだから、ネックに負担もすごいですし、ナットの寿命も短くなってしまいますね。


それに、あまりに太い弦は余計な帯域が出てしまうので、ギターの木材的にはあまりよろしくないですね。

簡単に言えば、ベースでギターフレーズを弾いてもギターみたいな感じにならないですよね?



レギュラーチューニングであれば、6弦は48くらいが上限だと思ってください。

それ以上はネックにかかる負担が大きいのと、ナットの摩耗が早いので、ギターにとってあまりよろしくありません。


ダウンチューニング専用で使うということであればベストですけどね。



じゃあどうすれば普通の弦でカッコいい低音が出せるのか??


はい、結論は、「弦をより長く張る」です。


太い弦を張るより、長く張った方が、ギターらしい音を残したままよりタイトになりますし、ネックにもやさしく、かつピッチも安定します。



つまり、スーパーロングスケールのギターですね。27インチですから、全体で4センチ近く長くなります。

基本は1音下げの状態がデフォルトになります。

レギュラーにする場合はチューニングを上げても良いですが、カポなどを使うとネックに負担もかかりにくい上に、張りの状態を同じで曲が弾けるので、変にギターのトーンが変わることもないのでメリットが大きいですね。


デメリットはフレットやポジションが分かりにくくなるということでしょうか。

そこは練習で!!笑笑



タイトな音を出すのに他にも色々ありますが、スーパーロングスケールを上手く使うのもアリだと思います。

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