ミゲル ロドリゲス 杉 ハカランダ 1975 チャーチドア
ペペ ロメロが愛用したと言われる70年代のミゲル ロドリゲス チャーチドアです。日本では激レアではないでしょうか?
偶然手に入れたものです。
凄まじい音圧と反応の良さ、ペペ ロメロが愛用したのもうなづけます。
このギター、市場に出るたびにペペ ロメロが押さえてしまうため、一般流通はほとんどしていません。これも彼の放出品なのかもしれませんね。
とにかく反応が良いので、クラシックだけでなく、フラメンコでも威力を発揮します。簡易ゴルペ板は必須ですが。
裏板のハカランダは心材と辺材が入り混じった独特のものでこれが「チャーチドア」の所以となったようです。
一般にはよろしくない材なのですが、何故か音は一級品でした。
ミゲル ロドリゲスの成せる技ですね。
こういう点からも同じコルドバのマヌエル レジェスよりもクラシックの点でミゲル ロドリゲスは抜きんでていたと思います。
でもこのチャーチドア、2つ欠点がありました。
1.とにかくネックが太くて弾きにくい。指板幅も広い。
2.裏板のハカランダが板目&辺材入りのせいか割れやすい。
この2点から手放してしまいました。200万くらいで・・・
希少性から考えれば400万くらい行って欲しかったのですが。
私が経験した杉のギターではハウザー2世、フレタを超えていたと思います。ダニエル・フレドリッシュとタメを張る感じでしょうか? ※私見です
手放さなければ良かったと後悔している一本です。
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